映像クリエイターと愛好家がおすすめするドローン5選
最近のドローンはGPSと電子コンパスを搭載し、自動操縦を実現しています。そしてきれいな空撮をするためには、ドローンの姿勢にかかわらず常にカメラを水平に保つ安定化装置(ジンバル)が重要なアイテムです。これらの技術により商用に耐えうる高品質な動画の撮影が行なえるようになりました。
また正確な画角で空撮するには、映像をリアルタイムにモニタリングしつつ操縦するFPV環境を整えるのも必要です。パロット『Bebop Drone』はスマホなどに専用アプリを入れるだけでFPV環境を実現できます。
クリエイター
エル渡辺
「クレセントエルデザイン」にてドローンを使った空撮・プロモーションムービーの制作を手がける。最新作は『Kodak PIXPRO SP360 Action Cam』のプロモ動画。
◎スマホで操作、屋内でも飛ばせる小型機
パロット/Minidrones Rolling Spider
1万2800円
スマホを使って操縦する。小さいので屋内でも気軽に飛ばせる。超音波センサーで床との距離を一定に保つので、階段でもぶつからず自動で上昇するのがおもしろい。●幅140mm、65g(タイヤ装着時)。
取り付け可能なタイヤ付き。
◎驚くべき安定性、視野180度カメラ搭載!
パロット/Bebop Drone
7万6572円
本来200万画素程度あればフルHD映像が撮れるが、この機体は1400万画素のカメラを搭載。電子的にトリミングしながらブレを抑制する新型の電子式スタビライザーの性能が秀逸。●幅380×高さ36×奥行き330mm、約420g(バンパー込み)。
◎GoProで撮影できるプロ仕様
DJI(SEKIDO)/PHANTOM2
8万8001円(3月末時点)
強力モーターと大容量バッテリーで『GoPro』などのアクションカムが積める。アクションカムの使用には、写真の別売ジンバル『ZENMUSE H3-3D』と、別途、映像伝送装置が必要になる。●飛行時間25分、重さ1kg。
初めてドローンを買う人は、自動ホバリング機能があるかどうかをチェックしてください。全く初めて空モノを触るのであれば自動ホバリングの機体を選ぶのがドローンを長く楽しめるポイントです。またカメラの動画もプロっぽくキレイに撮れます。
『クアトロックス アイ』は超小型カメラを備えて、空撮フライトに対応。送信ボタンを押すだけでアクロバット飛行が楽しめます。『RC EYE One Xtreme』は6軸センサーと高度センサーで抜群の安定性があり、3つのフライトモードで状況に応じた操縦ができます。
愛好家
黒田潤一
23歳の若さで、一般社団法人 日本ドローンレース協会 代表理事となり、世界初のオフィシャルドローンレースを開催。各地でドローン体験会を開催する。
◎レスポンスの良さが光る。レース用にも最適!
RC Logger/RC EYE One Xtreme
2万7000円
操縦の入力に対して正確なレスポンスが発揮され、指先の感覚が寸分の狂いなく機体に伝わる。またプロペラ回転音も心地よく響く。レース用としても最高の1台。●幅225×高さ80×奥行き225mm。
◎最初の1台ならこれ!ハイコスパモデルNo.1
京商エッグ/クアトロックス アイ
1万7064円
とにかく飛ばしやすい。この価格でここまでの安定飛行が実現できるのは圧巻。空撮からアクロバット飛行まで誰でも楽しめてしまう機体。●幅315×高さ45×奥行き315mm。