あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

サンタクロースについて

2010-12-01 18:38:31 | インポート

今日から12月です。子どもたちの大好きなクリスマスももうすぐですね。冬休みも……。

この12月に,サンタクロースが仙台にやってくるようです。全都道府県の中で,サンタクロース宛ての手紙が一番多く投かんされたのが宮城県ということで,フィンランド政府公認のサンタクロースが2名,宮城に派遣されるそうです。12月の中ごろにやってくるようです。

宮城の子どもたちのサンタへの熱い想いが届いたのでしょうね。私自身,サンタが大好きでサンタを夢見る子どもが大好きですから,このニュースを見てうれしくなりました。当日は,サンタと子どもたちを見に仙台まで出かけようかなと思っています。

サンタクロースの登場する絵本の中で,私の大好きな絵本が3冊あります。どんな絵本なのか,一冊ずつブログで紹介していきたいと考えています。

まず1冊目は『サンタクロースってほんとにいるの?』(てるおかいつこ文・すぎうらはんも絵・福音館書店)です。

この絵本は,サンタクロースに関して疑問に思っていることを子どもが質問し,それにお父さんとお母さんが答えていくという会話がもとになっている絵本です。質問の内容は子どもらしく,でも答えるのが大変難しい難問なのですが,お父さんとお母さんは,夢のあるそれでいて子どもたちが納得できる答えを考え,次のような形でこたえていきます。

 ○ どうして,ぼくのほしいものがわかるの? 

  → こどもの ほしがっているものが わかる ひとだけが サンタになれるんだよ

 ○ どうして よなかにくるの?

  → おれいを いわれるのが はずかしいからだろ 

 ○ こないうちもあるのは なぜ?

  → びょうきのこのそばで あさまではなしこんでしまって まわれきれなくなったのかなあ

いろんな質問に答えていき,最後に子どもが,もう一度確かめるように 『ねえ,ほんとうにいるの?』と,聞きます。その答えが,とても いいんです!。

『 いるよ。サンタクロースはね こどもをよろこばせるのが なによりの たのしみなのさ。

  だって こどもが しあわせなときは みんなが しあわせなときだもの。

  サンタクロースは,ほんとにいるよ。せかいじゅう いつまでもね。』

こどもが しあわせなときは みんなが しあわせなとき。いい言葉ですね。世界中の子どもが幸せな時は,世界中の人々が幸せな時。どの子も 笑顔を輝かせて 幸せを実感することのできる世界でありたいものです。サンタクロースという存在は,世界中の子どもたちの笑顔を引き出す使者のような存在だと思います。

戦火の中にいる子どもたちのもとにも,貧しさや食料不足の中で生きている子どもたちのもとにも,虐待やいじめの中で傷つき苦しんでいる子どもたちのもとにも,子どもを喜ばせることが何より大好きなサンタが現れ,忘れかけた笑顔を取り戻させてあげたいものです。子どもたちの身近にいる大人たちがサンタになることで(姿・形ではなく,心の面で),一人でも多くの子どもたちがしあわせな笑顔になることを願います。

自分も,一人のサンタでありたいと願っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする