昨日、午後5時18分頃、大きな地震がありました。宮城県沿岸には、津波警報が発令され、ラジオ等では避難の呼びかけが行われていました。NHKでは、東日本大震災を思い出し、命を守るために急いで高台へ避難するよう、繰り返し呼びかけていました。
石巻市鮎川では、午後6時過ぎに1メートルの津波が観測されました。
放送では、津波は第一波よりも第二波、第三波が高く押し寄せる場合があるということ、避難したら警報が解除されまでは絶対に戻らないこと、津波が川を逆流する場合もあるので川や堤防には近づかないこと など 3.11の教訓を踏まえた呼びかけを 繰り返していました。
午後7時20分に、津波警報と注意報が解除されました。地震によって、10人ほどの人が怪我をしたようです。幸い命にかかわるような重傷の方はいなかったとのことでした。また、福島・宮城の原発についても、地震による異常は見られないとのことで安心しました。
私の住む栗原市は、震度5弱の地震でした。揺れは少し長く続きましたが、幸い被害はなく、停電等の心配もありませんでした。
地震のあった直後に、ラジオをつけて情報に耳を傾けていたのですが、印象に残ったのは緊迫感のあるアナウンサーの避難の呼びかけでした。特に、先の震災の教訓を生かした呼びかけには、説得力がありました。中には、避難する際に近くに一人暮らしの老人や子どもたちがいたら、放送内容を伝えて一緒に避難するようにという 呼びかけもありました。
先の震災から学んだことが、放送内容にしっかりと生かされていることに、感心しました。命に勝るものはなし そのことを改めて実感する機会となりました。同時に、時の経過の中で風化されてはいけないものについて、再度問い返してみたいと思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます