久しぶりに早朝ウォーキングに出かけてきました。
早い時間だったので,かっこうの鳴き声を耳にしました。歩くリズムに合わせるように,その声がのどかに響いてきます。耳を澄ますと,他の小鳥やカエルの鳴き声も聞こえてきました。生きているものの確かな存在感と 穏やかな時の流れを実感する ひとときでした。
水の満ちた田には,苗が植えられ,整然とした水田風景が広がります。水面からは一列に並んだかわいい苗の頭が出ています。陽光を反射しキラキラと水面が輝き,文字通り『水田』の風情です。やがては 稲の成長に合わせ少しずつ水面が見えなくなり,季節は夏に向かいます。
植物は確かな成長を目で確認できますが,復興への足跡も見えるもの・実感できるものになっていってほしいものです。
国会では内閣不信任案が否決されたようですが,国会そのものに不信任案を提出したい心境です。国民からの信頼を得られる政治であり,政治家であってほしいものです。
みち 4 谷川俊太郎詩集 『どきん』より
まよわずに
ひとすじに
とりたちはとおいくにへと
とんでゆきます
そらにも
めにみえぬみちがあるのでしょうか
そのみちをてらすのは
かすかなほしのひかりだけなのに
いそがずに
おそれずに
ちずもなくとりたちは
かなたへととおざかる
進むべき道をとりたちは見出しているのでしょうか。『かんじんなものは 目には見えない。心でさがさないと……』 星の王子様の一節を思い出します。とりたちは,かんじんなものを見つけたからこそ,広い空の中の 進むべき 確かな道を 進んでいくことができるのだと思います。
まよわずに ひとすじに 求める道・信じる道を いそがずに おそれずに 歩んでいきたいものです。
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