あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

U18野球ワールドカップ大会を見て

2015-09-07 20:37:17 | 日記
昨日、決勝戦があり、惜しくも日本チームは、2対1でアメリカに敗れ、準優勝となりました。
ほんの紙一重の運が、勝敗を分けたような気がします。
ヒット数は日本チームが上回ってもいたのですから、実力的には互角の勝負だったような印象があ
ります。チームが一丸となって勝ち取った準優勝ですから、大いに胸を張ってほしいと思います。

今大会では、地元:仙台育英高校の選手が活躍していました。
決勝戦でも先発を任せられ、先のアメリカ戦・カナダ戦で先発完投し、2勝をあげた佐藤投手。
その好投を引き出し、女房役として好リードした郡司捕手。
遊撃手としての守備はもちろんのこと、クリーンナップとしての打撃もすばらしかった平沢選手。

この日先発した佐藤投手は、試合後に、甲子園大会と同様に二度も相手チームの勝利を目前にした悔
しさを語っていました。
あと一歩の段階で、勝利を逃した悔しさ。
自分の悪送球から1点を奪われたことも、悔しさを増幅する要因となったのでしょう。
2点目も、打ち取った打球がヒットゾーンに落ちた不運さもあって失点したものでした。
雨の影響で緩んだグランドも、必死に捕ろうとした外野手の守備を阻む要因になったのかもしれません。
不運が度重なっての2点献上となったのではないかと思います。

1点を返し、さらに満塁のチャンスを迎えた時には、一気に逆転の可能性もあり と感じました。
5番:平沢選手(仙台育英)の打球が相手1塁手のグラブからこぼれた時には、これで追加点が取れると思っ
たのですが、相手ピッチャーのカバーリングの巧みさがあり、1塁にヘッドスライディングした平沢選手
の手がわずかに及ばない結果となりました。

最後まで目を離せず、プロ野球以上に新鮮で白熱した好ゲームでした。

結果はどうあれ、準優勝は 選抜された高校球児20名のチームワークと全力プレーで勝ち取った栄光でも
あります。

まだ あどけなさの残る 高校球児の ひたむきなブレーの一つ一つに、甲子園大会と同様な深い感動を
覚えました。

プロ野球にはない 新鮮さ、一球入魂の溌剌プレーに、野球のもつ 原点としての純粋な楽しさを改めて
実感しました。選手の皆さんに、心から感謝したいと思います。

この大会の主役となった選手たちも、やがてはプロとして、社会人として、大学生として 新たな野球人
生を歩んでいくことになるのでしょう。

我が楽天イーグルスにも、秋のドラフト指名を受け、入団する選手がいることでしょう。

オリックスとの最下位争いの渦中にあるチーム状況ですが、新たな若々しい戦力として加わり活躍するこ
とで、かっての優勝の喜びを 再び体感させてくれることを 期待したいと思います。

松井選手のような 新たな若きヒーローの登場を 待ち遠しく思います。



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