今日は、リンゴ狩りに出かけてきました。かっての教え子のお父さんがリンゴ園を拓き、木のオーナーになりませんかと声をかけてくれたことが縁でした。
以来約20年ほど、オーナーとして毎年この時期にリンゴ狩りをすることが、我が家の行事となりました。
たわわに実ったリンゴたちが、秋のシンボルのように青い空を背景に迎えてくれました。管理人のUさんの笑顔と重なり、一つ一つが愛しい存在に思えてきました。妻と二番目の娘と私の3人で、手の届く所から収穫しました。高い所にある実は、脚立を借りて獲りました。
高いところにあるものほど、太陽の光をいっぱいに浴びるので実も大きめでした。やっとつかめるぐらいの実をもぎとる時には、まるで秋を手にしているような感じがしました。寿と祝の文字が、浮き出るようにしてある実もありました。Uさんの粋な心遣いです。
今年の秋が行ってしまう前に、つかむことができた秋のひとときでした。
Uさんには、これからも毎年お世話になりますとあいさつをして、今年の行事も無事終えることができました。教え子の娘のMさんには女の子が生まれたとのこと。そのことを聞きながら、Uさんの増えたしわの一つが、「幸せしわ」なのだろうなあなどと思ったりしました。
お互いしわは増えても、そのしわは元気しわであり、幸せしわでありたいものですねと、心の中で言いました。
来年も再来年も、Uさんとは元気に言葉を交わす間柄でありたいものだと思いました。
オーナーとなったリンゴの木とのかかわりは、木が立ち続ける限り、我が娘たちにも受け継いでいけたらとも思いました。
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