あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

満開の桜の向こうに 青い空が

2010-05-01 17:17:57 | インポート

近くの堤防沿いの桜並木が満開です。

堤防の道を車で通ると、桜桜桜…の連続で

運転するのも忘れてしまうほど 見とれてしまいます。

満開の花花花…の向こうに青い空も見えます。

春がすっかり桜色に染まった 今の季節も いいですね。

 あと3日もすれば、桜吹雪となるのでしょうか。

 子どもたちと 舞い降りる 花びらをつかむ遊びをしたことを

 思い出します。

 地面にたどり着く前に 何枚の花びらを つかむことができるか

 つかまえた分だけ きっと いいことが あるよ。

 そんなことを語りかけながら 遊びました。

   

   谷川俊太郎が十代の頃に書いた最初の詩集『二十億光年の孤独』の中に

   次のような詩があります。

      はる                        宿題

    はなをこえて                   目をつぶっていると

    しろいくもが                    神様が見えた

    くもをこえて                 

    ふかいそらが                   うす目をあいたら

                               神様は 見えなくなった 

    はなをこえ

    くもをこえ                     はっきり目をあいて

    そらをこえ                     神様は見えるか見えないか

    わたしはいつまでものぼってゆける     それが宿題

    

    はるのひととき

    わたしはかみさまと

    しずかなはなしをした

    ※初めてこの詩集を読んだときに、透き通るような感性に強く心を惹かれたことを

      思い出します。2つの詩には神様が登場しますが、私には 星の王子様の

      一節にある 心でさがす存在が 神様であるような感じがしています。

      春の暖かい陽だまりの中、草の上にゴロンと横になり、のんびりと昼寝でも

      してみたら、神様と話をしたり 宿題の答えを見つけられるかもしれません。

      遠い昔の自分に 会うことも できるような気がします。

コメント
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