あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

平和の大切さについて(普天間基地の移設問題から)

2010-05-09 01:54:56 | インポート

普天間飛行場の移設問題が、今、政治上の大きな話題になっています。

戦後の平和を守るために沖縄の人々が背負ってきたものの重さを考えると、県外や海外への移設がベターなのかもしれません。ただ、どこへ移設してもその重さは消えずに、移設先の人々に新たな重荷を背負わせることになるように思います。

軍事力が平和を維持するために必要なのだと考える限り、この問題を解決する道は見いだせないのではないかと考えます。

軍事力のバランスや核の脅威の下で成り立つ平和は、果たして真の平和と言えるのでしょうか。

軍事力に頼らない人間としての良識と信頼が創り出す平和は、あり得ないのでしょうか。

イスラエルの若者が兵役を拒否したことが話題になったことがありました。日本でも戦中に兵役を拒否した日本人がいました。武器を手にして守る平和の無意味さを行動で示した例なのではないかと思います。

また、ゲリラの訓練を取材したテレビ番組で、小さな少年が銃を撃つ様子を見たことがありました。この子の両親は、敵の空爆で殺されたそうです。この子にとっての平和とはどんな世界なのでしょうか。悲しみや憎しみの中で銃をもつことで、何が生まれるのでしょうか。

真の平和は、武器や軍事力から決して生まれないもの。やはり心の中に平和の砦を築くことから真の平和の枠組みをつくっていく必要があるのではないかと考えます。基地をどこに移転するかではなく、基地のない軍事力の枠を越えた平和の大切さを強く感じます。

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素人農業の悩み(間引きができないのですが)

2010-05-09 00:58:57 | インポート

野菜の種をまき、苗で育てようとプランターとポット栽培を試みたのですが…困ったことになりました。暖かい天候のために、まいた種も順調に発芽したのですが、特にレタスなどは、プランターにビッシリと重なり合うように芽が出、今では双葉から本葉まで顔を出し始め、『おしくらまんじゅう』状況です。

という状況なので、混雑を緩和しようと間引きすることを考え、丈夫なものからポットに一つずつ植え変えて、苗まで育てようとしたのですが…その選別が難しいのです。本葉がしっかりしたものからポット栽培へと頭で考えたものの、弱々しいものほど捨てるにかわいそうで、ポットに一つずつ植え変えたらかえって丈夫に育つのではないかなどと考えてしまい、どれも間引きせずポットに植え変えました。植え変えるポットの数にも限りがあり、したがってまだまだプランターの混雑状況が続いています。

手をかけ時間をかけやっと芽が出たものですから、命あるものの重さを感じるとともに、一つ一つに愛しい思いを感じてしまうのです。間引くのは簡単にできることなのですが、そこまで決心のつかない素人農業の悩みです。畑に直播したホウレンソウや小松菜、はつか大根も、間引きが必要な状況なのですが……

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桃源郷の中にいるような感じがしました

2010-05-04 21:37:43 | インポート

 以前、勤務校(10年前に3年間勤務したS校)へ行く途中の道路沿いに、白とピンクを基調にした桃源郷を思わせる美しい庭園があったことを思い出し、家族で出かけてきました。5月のゴールデンウィークの前後が見ごろだったように思っていたのですが、約7年振りに改めて見て、あの頃のままに美しく花が咲きそろっているのを見て、うれしく思いました。さっそく写真にとり、フォトアルバムに追加しました。追加した7枚のうちの4~7枚が、その庭園に咲く花の様子です。周りに大きな桜やシモクレンの木もあり、来年はこれらの花が咲いている頃にまた来てみたいものだと思いました。木の花の下にはチューリップも咲いており、庭園の持ち主の花を愛する心がほのぼのと伝わってくるような気がしました。

 写真の1~3枚は、S校の学区内にある『万年桜』と呼ばれている桜です。もう桜も終わっている頃かなと思いましたが、ちょうど満開の時期でした。7年前と比べると木全体が勢いのない印象を受けたのですが、地元の人の話によるとつたがまきつき、桜の生命力を少しずつ奪っているとのことでした。初めてこの万年桜を見たとき、山の斜面に根づき、風雨と闘いながら何百年も花を咲かせ続けてきたその歴史を想い、深い感動を覚えました。現在の立ち姿と満開の花をながめながら、その時の感動を思い出し、これからも立ち続け花を咲かせ続けてほしいという願いでいっぱいになりました。

 S校には、山の中の道を通り川沿いに南下するコースを選び通勤していました。もう少しすると、その途中の道の両側の斜面にエニシダの黄色い花が咲きそろいます。自称エニシダ街道です。満開の頃には、道の両側が黄色一色に染まります。その美しさは、格別です。今年は、その時期に改めて、この道を通ってみたいと考えています。もし、写真に収めることができたら、アルバムに載せたいと思っています。

 我が家の庭も、少しずつタンポポの黄色で染まりつつあります。もう少しすると黄色一色になり、その後に真っ白に変わります。マーガレットが咲きそろうからです。このマーガレットは、そのS校の近くに咲いていたものを一株もらってきて植えたのが始まりでした。S校は児童数減に伴い閉校となってしまいましたが、マーガレットは庭いっぱいに増えました。その様子も、アルバムで紹介したいと思います。

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5月のさわやかな空気と緑を 内側に取り込んで

2010-05-02 14:55:26 | インポート

空 気

まど みちお  

ぼくの 胸の中に

いま 入ってきたのは

いままで ママの胸の中にいた空気

そしてぼくが いま吐いた空気は

もう パパの胸の中に 入っていく

同じ家に 住んでおれば

いや 同じ国に住んでおれば

いやいや 同じ地球に住んでおれば

いつかは 

同じ空気が 入れかわるのだ

ありとあらゆる 生き物の胸の中を

きのう 庭のアリの胸の中にいた空気が

いま 妹の胸の中に 入っていく

空気はびっくりぎょうてんしているか?

なんの 同じ空気が ついこの間は

南氷洋の

クジラの胸の中に いたのだ

5月

ぼくの心が いま

すきとおりそうに 清々しいのは

見わたす青葉たちの 吐く空気が

ぼくらに入り

ぼくらを内側から

緑にそめあげてくれているのだ

一つの体を めぐる

血の せせらぎのように

胸から 胸へ

一つの地球をめぐる 空気のせせらぎ!

それは うたっているのか

忘れないで 忘れないで…と

すべての生き物が兄弟であることを!

◇出典:銀河社刊

まど・みちお詩集

「宇宙のうた」より

※ブログに詩を載せることが、著作権の侵害にあたるのかどうか、迷いながら詩を書きだしました。出典先を書くことで、許されるのであればと考え、今後は出典を明示することにしました。

5月になると、浮かんでくるのがこの詩の4連目の一節です。

5月

ぼくの心が いま

すきとおりそうに 清々しいのは

見わたす青葉たちの 吐く空気が

ぼくらに入り

ぼくらを内側から

緑にそめあげてくれているのだ

 新緑の中に入ると、自分の内側まで緑にそめあげられた印象があります。また、空気と共に、新緑が発散する生き生きとした生命力まで内側にあふれてくるようです。

地球上のすべての生き物に分け隔てなく降り注ぐ太陽のように、空気もあらゆる生き物の外から内へと胸から胸へと通り抜けていく。

この詩を読むと、自分の胸の中を通り抜ける空気を通して、すべての生き物と地球上でつながっていること(すべての生き物が兄弟であること)を実感してきます。

5月の新緑と空気を内側に胸いっぱい取り込みながら、地球に生きる者として、さわやかに今月も頑張っていきたいものです。

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我が家の愛犬『クウタ』です

2010-05-01 18:28:30 | インポート

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我が家の大切な家族を紹介します。

名前は、クウタ。10歳。雑種。

10年前に、3番目の娘が友達からもらってきた犬です。

名前は、文字通り食いしん坊なのでクウタになりました。

散歩好きで、たまに自主的に鎖をはずし、夜遊びに出かけることがあります。初めは、心配でさがしに出かけたりしていたのですが、朝にはもどってくるので心配しないようにしています。自由に動けることができるよう鎖は長くしてあるのですが、たまに鎖をグルグル巻きにして自由に動けなくなり、犬小屋の中に入れないでいる時があります。

救急車のサイレンや昼の放送()が聞こえると、オオカミだった頃を思い出すように、ほえます。ふだんは誰が来てもほえませんが、しっぽはふります。人間が大好きのようなので、番犬としての役目は果たせないようです。

外出からもどった時など、背筋を伸ばし前足をきちんとそろえ立派な姿勢でお座りをして迎えることがあります。そんな時には、どこの犬かと見違えるほどで、まるで血統書付きの犬のような気品を感じます。前足を折り、低い姿勢でしっぽを振りながら、迎える時もあります。こんな時は、要注意です。そばに近寄ると飛びついてくるからです。この時には、近寄るふりをして回れ右をして下がります。このフェイントで対応すると、少し恨めしそうな顔でこちらを見ます。

家の西側に畑があり、犬小屋のあるところからも畑が見えます。その畑の向こうに、西隣の家があり、クウタの好きな犬が住んでいます。その方角を一心に見ている時があります。夜遊びで出かけるコースになっているのかもしれません。

畑仕事をしていると、クウタも畑の方を見て座ります。手を振ると、応えるようにしっぽを振ります。でも、見ているのは畑仕事をしている私ではなく、好きな犬なのかもしれません。

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