2008年11月03日(月曜日)
あ~、びっくりした・・・
2008ねんと押したら、2//8ねt4などと、
訳のわからないでたらめな文字がならんでしまうんです。
ちゃんと入力モードはあってるのに、何で?
Wordを開けて、ここでも試してみたら、やっぱりおかしい・・・
頼みの綱の息子はいないし、パニくってしまったはるみです。
で、よくよくパソコンをみたら、なんだかいつもと違うなぁ・・・
そうだ、いつもは点灯していないはずなのに、
グリーンのランプが光っているではないか!
小さな小さな家みたいなところに「T」という文字が見えています。
これは何か? と取扱説明書で調べてみたら
Num Lockというランプだそうな・・・
Num Lkキーを押すとランプが消灯すると書いてあります。
で、そのキーはどこなんだ?
いまだかって、一度も触ったことのないキーがありましたがな・・・
そっか・・・このランプがついてるといくつかの文字が入力できないんだ~
ヘ~・・・ホ~・・・フ~ン・・・
こういうのって、普通はというのか、パソコン使ってる人にとって、
あたりまえに、知っていることなんでしょうか?
いまのいままで、しらなかったはるみがボッコイ奴なの?
なんとか修復完了・・・あれ?
ブログに何書くつもりだったんだろ?
そうそう、タミヨさんとご飯を食べながらみていたテレビのことだった・・・
ABCテレビの新番組「報道発ドキュメンタリ宣言」は
俳優の長門裕之さんと南田洋子さんが登場していました。
洋子さんがアルツハイマー型認知症になり、
その介護の日々をビデオで撮影した内容です。
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http://www.tv-asahi.co.jp/d-sengen/story.html
~女優・南田洋子がテレビから忽然と姿を消した理由~
長門裕之・南田洋子夫妻が今、深刻な「老い」の問題と闘っている。
3年前から洋子さんに記憶障害が見られ、
現在、日常会話が成立しない日も。。。
「今日の洋子は明日いない」消えゆく妻の記憶。。。
「認知症」の真実、「老老介護」の実態とは?
長門裕之・南田洋子夫妻の生活に密着。
誰もが直面する「夫婦で向き合う『老い』」を、あらためて見つめていく。
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父・ナオゾウさんもアルツハイマー型認知症だったので、
タミヨさんは、自分が歩んできた介護の日々の道のりを思い出したのか、
こころなしか目がうるんでおりました。
申し訳ないけれど、そのころのわたしは、
実家にはまったくといっていいほど、足を向けたことがありません。
だからアルツハイマーになってしまったナオゾウさんの様子は
なにひとつ、知らないままで生きてきました。
ナオゾウさんを抱えたタミヨさんや弟、妹たちの家族の苦労もなにひとつ、
思いやることもありませんでした。
実家と行き来できなかったさまざまな事情や、
我が家が抱える問題で、精一杯だったのも事実です。
だからテレビをみながら、わたしは何も言えませんでした・・・
そんな自分が、ちょっとみじめで情けなく、
涙をこらえるのが、やっと・・・でした・・・
タミヨさんにも妹たちにも、あの時はゴメンね、ありがとうの言葉さえ、
いまだに言えないままです・・・
75歳の南田洋子さん、74歳の長門裕之さんは、
17年後の、わたしと健さんとおなじ年齢です。
ナオゾウさんの血を濃く受け継いだらしいわたしは、
アルツハイマーになる確率も高いかもしれない・・・
「うちより先に、ぼけんといてや」
82歳のタミヨさんに釘を刺されてしまいました・・・
今夜はきっと、眠れないかもしれない・・・