2008年11月07日(金曜日)
寒くなるという天気予報だったので、
冬用の長袖・遠赤外線効果ありの下着を着こみ、
4枚も重ね着して、東京さでかけてきたはるみ・・・
昼過ぎ永田町界隈を歩きまわったら、汗びっしょり。
きれいな青空が広がり、気温はぐんぐん上昇。
出がけに、コートまでひきずりだしたけれど、
持ってこなくて正解だった・・・
参議院のまん前の路上には、なんと!
福井県北陸新幹線建設促進同盟会の名札を張ったマイクロバスが
止まっているではありませんか。
たしか、大宮ナンバーだったなぁ、このバス・・・
県民、とくに、敦賀市民にとっては、新幹線なんてホンマに必要?
こうやって、国交省に陳情を重ねる旅費だって、税金のはず。
県民が陳情に行ってよ! と、
心からお願いしているわけでもないのに
足しげく、東京さ出かけてくる促進同盟会のおえらがた・・・
永田町での特命(?)の任務を終え、
高揚していた気分もすっかりすぼんでしまいました。
さて、午後4時からは銀座の法研出版本社ビル8階ホールでの
「第23回女性フォーラム in GINNZA」に参加してきました。
10月に発売されたばかりの
「おひとりさまの法律」出版記念対談です。
この本の帯には、上野千鶴子さんのつよーいメッセージが
ひかっています。
「法律を味方につけて、
老後も死後ものりきろう!」
著者のノンフィクションライター・中澤まゆみさんと
法律の監修をされた弁護士・小西照子さんの
「おひとりさま」おふたりによる、なぜこの本ができたのか
をもとに、興味深いお話が続きました。
この本のキーワードは
*人生何が起こるかわからない
*知っているのと知らないのではおおちがい
*自己選択のたいせつさ
ふだんの暮らしのなかで、わたしたちは「法律手続き」を
ちょっと苦手なもの・・・にしてしまっています。
生活のすべてが政治に直結しているのと同様に
生活のすべてが法律で動いていることは
とおいところの出来事のように、思われがち・・・
なんか事が起きて、問題に直面するまで気づきもしないことばかり。
この3つのキーワードは、おひとりさまでなくても
生きていく上で、生活していく上で、とっても大切なこと。
議員であっても法律をないがしろにしている方々にこそ
ぜひ、聞かせたかった・・・と、思いました。
おふたりの対談の後半は、中澤さんの質問に
小西さんが答えるという、Q&Aで進められました。
葬儀や相続、離婚などのトラブルについてのQ&Aは
普段、弁護士とは接する機会のほとんどない人にとって
そうなんだ! と目から鱗の内容・・・
会場との意見交換では、マスコミ関係の編集者や記者のみなさんから
鋭い質問もあいつぎました。
「おひとりさまの老後」に続いて、この本を編集された
法研の弘由美子さんとも再会できて、感激もひとしお。
東京の夜をおひとりさまでご飯食べる予定だったのですが
打ち上げのお食事会に誘っていただき、
みなさんと楽しいひとときを過ごすことができました。
あすは、横浜に足を運ぶ予定です。