2008年11月11日(火曜日)
午後から議会だよりの編集委員会。
そのあと、リラ・ポート指定管理者決定に伴う説明会と
ニューサンピアについての説明会。
寒いせいか、途中で調子がわるくなって、説明会は欠席。
市役所に行く前、市内の大型書店で7日発売の
「おひとりさまマガジン」をさがしたけれど・・・
さすが、敦賀! どこの書店にもおいていない・・・
アマゾンで早速注文(http://www.amazon.co.jp)
明日がたのしみだぁ!
そうそう、今は大阪本社の科学環境部にいる毎日新聞の
大島記者が、CMにでているというではありませんか!
大島記者は敦賀にいるころ、おでんとへしこを食べに
八新へよく通ってくれたものです。
ほんと! なつかしいなぁ・・・
これがCM・・・クリックすると映像を観ることができます。
http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee219004.flv
マスコミ各社とも、敦賀へは優秀な人材を送り込んできています。
人口6万9千人のまちだけど、原発があるためです。
敦賀半島には、
「ふげん」(新型転換炉・重水炉・ATR)
「もんじゅ」(高速増殖炉・FBR)
敦賀原電1号機(沸騰水型軽水炉・BWR)
2号機(加圧水型軽水炉・PWR)
現在建設中の3・4号機は改良型加圧水型軽水炉・・・
ということで、すべての型の原子炉がそろっているのです。
はやい話、原発の博物館?
たしか、毎日の大島記者は原子力が専門でしたよね。
記者のみなさんは、身銭を切ってフランスやドイツにまで
足を運び、各国の原子力事情を取材してくるのです。
また市民運動のグループにとっては、記者のみなさんは
心強い理解者でもあり、ときには一緒に活動することもあります。
わたしたちにとっては、取材してもらいニュースに載せてもらうことで
市民運動を盛り上げるパワーにもつながります。
さて、敦賀には原子力のみならず、
ラムサール条約登録地を目指す中池見湿地や
日本で最大級のゴミが不法に搬入された民間廃棄物処分場もあります。
その処分場の現在の様子をニュースからどうぞ
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http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000811110001
敦賀違法ごみ 遮水作業進む【朝日新聞2008年11月11日】
山腹に遮水シートを張り汚水流出を防止する
抜本対策工事が進む最終処分場=敦賀市樫曲
全国最大規模のごみが違法搬入された敦賀市の民間廃棄物最終処分場の
問題で、県と同市は9日、処分場から出る汚水の流出を防ぐ
抜本対策工事の現場を報道機関に公開した。
工事は2012年度までの予定で今年1月に着手。
主に山腹の斜面部に雨水などの流入を防ぐ遮水シートを張る作業が
進んでおり、現在の進捗(しんちょく)率は
約10%(事業費ベース)という。
抜本対策工事は、処分場を経営していた業者が02年に
経営破綻(はたん)したため、県と敦賀市が代執行中。
総事業費は約102億円。産廃特措法の適用を受け、国が約39億円、
県が約42億円、市が約20億円を負担する。
工事は、処分場の平面部約9万1千平方メートルをアスファルトで、
斜面部約14万平方メートルを高密度ポリエチレン製の
遮水シートで覆うほか、処分場周囲の地中に
延長約1850メートルの遮水壁を設ける。
このうち、現在までに遮水シートを斜面部の
約1・4万平方メートルに張り終えた。
また、処分場北側に設ける遮水壁約300メートル分を
施工するための足場をほぼ設置し終えた。
事業費のうち、敦賀市は負担分約20億円の3分の2にあたる
約14億円を、ごみを搬入した全国の自治体など
60公共団体に請求している。
支払いを拒否・保留している団体が多いため、
このほど環境省が仲介して支払いを促すことになった。
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5556
巨大地中壁造りの準備完了 敦賀・樫曲のごみ処分場
【福井新聞11月10日午後8時35分】
遮水シートがはられた斜面。
ほぼ真下(左端)にコンクリート地中壁用の仮桟橋が見える。
中央の掘削部分に水処理施設が設けられる=9日、敦賀市樫曲
福井県は9日、許可容量の13倍を超えるごみが持ち込まれ、
敦賀市とともに抜本対策工事を進めている同市樫曲の
民間最終処分場の内部を報道関係者に公開した。
北側の端約300メートルにわたるコンクリート地中壁の準備工事は
ほぼ完了、東側の地中岩盤を補強する遮水壁の工事も始まるなど
〝負の遺産〟の封じ込めは本格的な段階に入った。
同工事は行政代執行として今年1月に着手。2012年度まで
約102億円をかけ、巨大なごみの山を分厚い壁で囲み込み、
平地はアスファルト舗装、斜面は遮水シートでふたをする要領で、
川などへの汚水漏れを防止する。
処分場内の水を処理する施設も改造する。
土地の造成やその表面をシートで覆う工事を主に、
全体の進ちょく率は工事費ベースで約10%。
木ノ芽川に沿った北側の地中壁造成工事では、重機の足場となる
仮桟橋の設置を5分の4ほど終えた。年内には完了し、年明けからは、
平均8メートルの地中に直径1.5メートルの円柱のコンクリートを
300メートルに渡って連ね、一つの壁にする工事を行う。
地中が岩盤の東側は、岩盤に30―50メートルの深さで穴を開け、
水状に溶かしたコンクリートを入れて亀裂やすき間を埋める
工事が始まった。
最終的に処分場の全周約1850メートルに設ける。
ごみが埋まった山の北側約4万平方メートルの広大な斜面の一部には、
緑色のポリエチレン製遮水シートや下地となる
白い保護マットがはられ、異様な光景が広がりつつある。
遮水シートは全体で約14万平方メートルに及ぶ。
県廃棄物対策課の清水英男参事(処分場対策)は
「工事は順調に進んでおり、県民の皆さんにはひとまず
安心してもらいたい」と話している。
工事費は国と県が各4割、敦賀市が2割を負担する。
同市は、負担分の約20億円の3分の2の約13億6000万円を、
ごみを搬入した全国の60団体に請求しているが、
約20団体は拒否しているなど状況は厳しく、
国に支援を要請している。
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