はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

Love・Give・Sharing~ユリ~日系二世 NYハーレムに生きる 

2008-11-13 | 読書ナリー

2008年11月13日(木曜日)
きのうの幸運がまだつづいているはるみです。

毎日新聞の愛読者サイト「まいまいクラブ」ってのがあるんですが、
そのまいまいクラブからプレゼントが届きました!

ネットからまいまいクラブのプレゼント応募、
当選したのは、実は今回で3度目なんですね・・・

エコバッグに茂木健一郎さんの本、
そして今回は高級化粧品のトラベルセット。

ニコニコ・ニッコリ・ニコちゃん大王のわたし・・・

それよりなにより、もっとステキなプレゼントが舞い込んだのです。

先日の東京は銀座、法研出版で開催された女性フォーラムで知り合った
中澤まゆみさん・・・「おひとりさまの法律」の著者・・・

その中澤さんから、本が届いたのです!

    「ユリ~日系二世 NYハーレムに生きる」
            

ハーレムの母と慕われる日系人女性・ユリの一代記です。

こんなに素晴らしい女性がアメリカにいるのだということすら
知らなかったわたし・・・

大好きな俳優、デンゼル・ワシントンが主演した
X」の映画を泣きながら観ていたけれど、
そのマルコムXとも親交があったユリ

胸が熱くなる物語は、ユリの一人称で語られています。

バラク・オバマ次期大統領が誕生するまでの、
長い長い差別との闘いの日々がいかに過酷であり、
移民の国、自由の国、アメリカン・ドリームといった
言葉の裏側にあるもうひとつの「真実のアメリカ」を
ユリの生きざまが語りかけてくるのです。

『すべての宗教と政治の基本は、
 Love・Give・Sharingという人を愛し、愛を与え、
 人々と分かち合うこと』
ユリの言葉は、わたしというちっぽけな人間に欠けているものを
突きつけてくる気がします。

著者の中澤さんは、ユリ自身の目となり
「もう一つのアメリカの歴史」を見つめ、ユリ自身の言葉で、
真実をわたしたちに語りかけてくれます。

残念ながらこの本はすでに絶版・・・
貴重な1冊を手にすることができたわたしは
ほんとうに、幸運!

コメント
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