はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

敦賀駅のバリアフリー化はJR西日本のお仕事です。

2008-11-26 | ニュースから

2008年11月26日(水曜日)
JR西日本は民間企業です。
今年の5月16日に出された
【JR西日本グループ中期経営計画2008-2012】のなかに
こう書かれているんですよね・・・

http://www.westjr.co.jp/company/ir/pdf/20080516_01.pdf

http://www.westjr.co.jp/company/ir/pdf/20080516_02.pdf

3.お客様満足の追求
安全・安定輸送を基盤に、お客様の視点に立った
ハード、ソフト両面の取り組みを推進し、
お客様に満足いただける快適なサービスを提供してまいります。

・安心、信頼される高品質な輸送サービスの提供
・ホームの安全対策の設備、バリアフリー設備、
 待合室などのサービス設備、
異常時の運行情報提供設備等の整備
・お客様センターの充実など、便利に
 予約・ご購入していただく仕組みの整備
・J-WESTカード、ICOCA、SMART ICOCAを
 媒介とするきめ細かなサービス、情報の提供
・お客様との出会いを大切にするCSマインドの社員への
 浸透によるフロントサービスの向上
・他の公共交通機関との連携による公共交通機関の利便性や魅力の向上

加えて、最後のほうには・・・

平成20~24年度における設備投資総額は、
安全関連投資を中心に以下のとおり見込んでおります。
連結 9,800 億円 単体 7,800 億円(うち、安全関連投資 4,300 億円)
・新幹線の更なる競争力強化
(北陸新幹線金沢開業に向けた着実な準備を含む)
・線区価値向上策の拡大と深度化
・鉄道保守技術の蓄積・強化を含めた新たな事業領域への進出
◆ これらの将来の業績等に関しては、
現時点での見通しに基づくものであり、経営環境の変化等により
実際の業績等と大きく異なる可能性がありますのでご注意下さい。

これを読む限り、JR西日本が
  ホームの安全対策の設備
  バリアフリー設備
  待合室などのサービス設備
を自ら行わなければならないのは、当たり前のこと。
それにどこにも、北陸新幹線の敦賀駅まで延伸の文字はない・・・

んなことより、今回のバリアフリー案はトンデモハップン!
エレベーターのみの設置で階段はないのである。
ふつう、バリアフリーと言えば、
エスカレーター+階段もあって当然でしょう!
ええかげんにせい! JR! とこころやさしいわたしでも
はらわたが煮えくりかえってくるよな案・・・

なのに、どういう訳か、裕福だとは決して思っていないはずの
(予算のカットなどでも十分に理解しておりますよ)
敦賀市が、バリアフリー化とリニューアル工事に
6~8憶円もお金をつぎ込むのだという。
待合室などのエリアの管理運営費を
年間1千万円出し続けるという太っ腹!!!

しかも駅舎改築などを議論してきた
「駅周辺整備構想策定委員会」の答申は「新幹線」におどらされ
白紙状態にさせられたあげく、こんどはリニューアル案に
むりやりOKさせられるという、とんでもない事態を
引き起こしている。

いったいだれが仕組んだことなのか?
北陸新幹線・敦賀駅まで延伸の話が出てきて以来のドタバタ騒動・・・
だとしたら、こりゃもう親玉いやいや
悪のシンジケート(この場合は犯罪組織の意)は
福井県以外には、かんがえられないぞ~
こんなとんでもない計画には議会でNO! 
をつきつけるしかないだろう。

ええかげん、めぇさまして、JRと福井県にいいように
操られるのは、金輪際やめにしょっさ・・・

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5680
【JR敦賀駅、2年かけ駅舎改装 整備構想策定委】
           (11月26日福井新聞)

           
      
リニューアル後のJR敦賀駅舎内部のイメージ図
 
JR敦賀駅舎改築などを議論する「駅周辺整備構想策定委員会」は
25日、福井県敦賀市役所で開かれた。
トイレの増設や待合室の拡張などのリニューアル案を了承した。
同市は、JR西日本が2009年度に着手するバリアフリー工事に合わせて
2カ年計画で整備、同時開業を目指すとしている。

10月の前回委員会で駅舎をリニューアルすることが
了承されたことを受け、
塚本勝典副市長は「今回の案はある程度、
JR側と協議し作成した」と説明した。

リニューアル工事は6―8億円かけて実施。
建物は現在の平屋から中2階建てとし、
トイレを増設するほか待合室を拡張。
新駅舎の床面積は、現在の約1.5倍の1330平方メートル。
内部は開放的なデザインで明るい空間とする。
観光案内所も充実し、「港まち敦賀・若狭」の
情報発信拠点として整備する。

ただ、外観デザインは3案が示されたが、委員から
「06年度に委員会として、2代目駅舎をモチーフに
歴史の重みなどを重視した外観を提言した。
それに沿うべきだ」との意見が出され、
この3案以外に事務局が再検討することになった。

JRが行うバリアフリー化は、小浜線と北陸線上下線の
計3ホームと改札を跨(こ)線橋でつなぎ、
4基のエレベーターを設置する。
跨線橋は駅舎より約4.5メートル高くなるという。
現駅舎の駅長室や事務所がある駅務部は現状のままとする。

委員会後、塚本副市長は「一定の結論は出た。
12月市会の市長の提案理由の中で説明する。
できれば来年度当初予算に盛り込みたい」と話した。

*註
  コメントをいただき、わたしの書き方が
  いたらなかったことに、気づきましたので、
  本文を訂正しました。
 

コメント (4)
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