私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

私の冬仕事

2018年01月16日 | 日記

雪国の人達には申し訳ないくらいの「くらり地方」です。

晴天続きで、日が差すリビングは暖房いらずです。

 

乾燥してるこの時期にいつもしていることがあります。

 

お見苦しい画像ですが。。。

 

これは、

私が嫁ぐ時に、

母が用意してくれた着物です。

 

仕付け糸がそのままになっていたり、

袖を通してない着物や羽織。。。

 

きっと、これからも着る時は無いと思う。

(左下の二枚は私の成人式の時の着物です。)

でも、私にとってはとっても大切な物。

 

毎年、この時期に広げて、防虫剤の入れ替えをしながら

母の顔を浮かべ、

「この着物たち、どうしよう~」と思い、迷います。

 

でも、やっぱり、大切な物なのです。

 

 

どの着物や帯や羽織や小物などに思い出があって。。。

 

 

これは、娘の七五三の時に作ってくれたお祝い着。

大人の小紋で娘のお振袖を作ってくれたのです。

 

ハサミが入ってなくて、

糸をほどいたら一反の反物になるのです。

 

これらは、私の七五三の時に使った帯や帯揚げなど。

「ロッテアイスクリーム」なんていう袋に帯揚げが入っていて、

何故か、その袋まで捨てられずです。(笑)

 

長襦袢の刺繍の襟も当時のまま。

大事に取っておいてくれて、嬉しくて。。。

 

アイスクリームの袋に入ってた帯揚げが古いので、

左側の新しいのも入れてくれてました。

 

着付けの方が新しい方を使ってくれてました。

今、こうして記録に残そうとしてて気づきました。

 

今から30年前の娘の七五三。

写真やさんに向かう途中、

こんな地味なお振袖なので色々な人達に声を掛けられました。

今、こうして見ても、

本当に地味だったね~(笑)

 

「この子がお嫁に行く頃、私はこの世にいないと思う。

おばあちゃんのお祝いだよ。」

と、言ってた母。

 

なんのなんの!!

今でも元気でもうすぐ91歳のお誕生日を迎えます。

 

どうか、このまま元気で、

「しおりちゃん」がこのお振袖を着てお祝いできるまで、

元気で見てあげてほしいなぁ~

 

そんなことを、

着物を片付けながらしみじみ思いました。

 

私のいつもの冬仕事、

終わりました。

 

 

 

コメント (8)
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