私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

介護施設訪問

2024年06月17日 | 2024 花

昨日の日曜日のことです。

 

午前中はガイドの定例会に出席し、

午後は、

叔母がお世話になっている介護施設に行って来ました。

 

叔母は、

父の弟の奥さんで

小さい時から「○○姉ちゃん」と呼んでいました。

 

私の住む街から、

電車で3駅先に住んでいて、

私は学生時代は寮生活だったので、

時々遊びに行かせて貰ったり、

卒業してからは、

叔母さんの家の二階に住み、

日本橋の会社に勤めていました。

 

叔父さんより、

叔母さんに、とってもお世話になったのです。

 

叔母さんは、

とっても器用な人で、

私にも洋服を縫ってくれたり、

ゆったりした人で大好きでした。

 

私が手仕事が好きになったのも、

母の影響もあるのですが、

叔母さんの影響も大きかったように思います。

 

叔父さんが二年前の暮れに亡くなってから

一人暮らしでした。

 

叔父さんが亡くなった後、

お家に行った時、

いつもきちんと片付いていたお家だったのに、

玄関に入って驚きました。

 

お台所も。。。

リビングも。。。

 

それに、

叔母さんの様子もいつもと違う。。。

 

でも、

話は通じるし、

その後も電話で話す程度で、

お家まで行くことが無かったのです。

 

今年の春、

ガイドをした相手の女性の方が、

叔母さんのお家の近くの人だったので、

叔母さんの事が気になったので、

久し振りに電話をしてみたのですが、

何度電話しても出てくれない。

 

叔母さんには、

娘が一人、都内で暮らしているのですが、

私も、「後で○○ちゃんの電話番号教えてね。」って、

まだ教えてもらってなかったのです。

 

数日間電話が通じないので、

本当に心配になって、

○○ちゃんの住所を頼りに、

○○ちゃんのお家を訪ねてみました。

 

○○ちゃんが北海道から引っ越してきた時、

叔母さんが一緒に連れていってくれたので、

何とかわかるかな?と思い、

留守の時用に手紙を書いて持って行きました。

 

その日は、留守で、

手紙をポストに入れて帰って来ました。

 

夜になって、

○○ちゃんから電話があり、

やっと、連絡が取れ、

叔母さんが介護施設に入ってることが解りました。

 

施設って、

家族の人が一緒じゃないと面会させてもらえないのね。

 

面会までの間、

施設でコロナが出たりで、

なかなか面会の日が取れなくて、

やっと、昨日、面会ができることになったのです。

 

最寄りの駅で待ち合わせ、

○○ちゃんのご主人の運転で、

連れて行ってもらうことが出来ました。

 

○○ちゃんと会うのも、

あの都内のお家に行った時以来。

ご主人様とは、○○ちゃん達の結婚式以来。

「初めまして」状態。

 

施設では、

手指の消毒はもちろん、

うがいまで。

 

衝立のあるテーブルで、

面会時間は20分。

 

車いすに乗った叔母さんが施設の人に連れられて来ました。

 

私の事、わかるかなぁ。。。

 

誰?って見つめる目。

私 「マスク、外すね。」

 

叔母 「え~!!??くらりちゃん?」

 

よかったぁ~

 

あの優しい笑顔の「○○姉ちゃん」でした。

元気なうちに、

お世話になったお礼を言っておきたかった。

 

それが叶って、

本当によかった。という思いでした。

 

「痛い所はない?」

「ご飯は美味しく食べられてる?」

「よく眠れてる?」

「何か欲しい物は無い?」

 

そんな他愛ない会話で、

20分はあっという間に過ぎちゃいました。

 

久し振りの従兄弟夫婦にも、

お茶をご馳走したかったのですが、

車を止めておくところも無いというので、

駅でお別れしました。

 

お茶しながらラインを繋いで欲しかったのですが。。。

 

でも、

夜になって○○ちゃんから連絡が来て、

ラインも繋がりました。

 

これから連絡も取りやすくなりました。

便利な時代に生きてるなぁ~って

つくづく感じました。

 

歳を重ね、

体力もなくなり、

記憶もおぼつかなくなり、

誰かのお世話になる時が来るのかな?

 

叔母の姿を見て、

あらためて、

これからの自分の生き方も不安になりました。

 

避けて通れない老いへの道ですね。

 

でも、

くよくよしないで、

元気を出して過ごして行きたいですね。

 

 

 

コメント (4)
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