金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 根岸S・シルクロードS

2021-02-01 06:49:43 | 競馬

 まずは中京のシルクロードSシヴァージの差し脚が炸裂しました。中京の芝は、通常の外差しが効く馬場に戻っておりました。この馬場のままなら、本番でも有力な1頭ということになります。それにしても、福永祐一騎手は乗れていますね。2着のライトオンキューは早め先頭に立って粘り込みました。内容の良さは一番だったと思います。3着ラウダシオンは1200mにも対応、ただし切れ味勝負で負けたということ。やはり1400mの方が合っています。

 1番人気でレースを引っ張ったモズスーパーフレアですが、やはり通常の中京芝1200mは外差しが有利で逃げが不利だということ。本番も同じような馬場だと、やはり不利を覚悟しないといけません。馬場が満遍なく荒れるのを期待するか、後方の人気馬を警戒するメンバー構成になることを期待するか、のいずれかだと思います。

 

 次は府中の根岸S差し馬有利な展開となりました。中団から馬群を捌いて差してきたレッドリゼルに、最後方から大外を回したワンダーリーゲルの競り合いになりましたが、最後はレッドリゼルが競り勝ちました。前走のカペラSの2着から、ここではキッチリ勝ち切りました。次はGⅠフェブラリーSへ行くと思いますが、この切れ味は、距離が延びると鈍くなるので、本番は少し厳しいかも

 むしろ、2着のワンダーリーゲルは、展開の助けは必要であるものの、一発あるという意味では本番でも楽しみです。また3着のタイムフライヤーもよく1400mに対応しましたが、切れ味勝負では分が悪かったと思います。本番では着はあっても、勝つのは難しいか。


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【3歳戦回顧】 1月30日~31日

2021-02-01 06:47:26 | 競馬

 まずは土曜日の小倉2R芝2000mを勝ったエピファネイア産駒テリオスマナ中団から豪快に差し切りました。3歳になってエピファネイア産駒の活躍ぶりが目立ちます中京5R芝2000mを勝ったモーリス産駒ルぺルカーリア重馬場を4コーナーで先頭に立ち、そのまま押し切りの横綱相撲でした。東京5R芝1800mを勝ったハービンジャー産駒ボーデン直線に入って、すぐに先頭に立ち、そのまま差を広げて圧勝。1分45秒2の時計も素晴らしくクラシック路線に新たなスター候補が出てきました。小倉6R芝2000mを逃げ切ったリオンディーズ産駒ジャッカルマイペースに持ち込んだ藤岡佑騎手のファインプレー東京6R芝1600m新馬を勝ったロードカナロア産駒ラヴォルタスローの2番手から直線で抜け出し完勝ただ時計は平凡で、真価は2戦目で問われそう

 東京4Rダート1600m3歳1勝クラスを勝ったタイセイレジェンド産駒タイセイスラッガー脚抜けの良い馬場を、好スタートから逃げ切りました。2着のユニオンラグズ産駒アナンシエーションは惜しかった。良馬場であれば順位は逆だったと思います。

 中京6Rダート1200m3歳1勝クラスを勝ったホッコータルマエ産駒ホッコーカリュウ直線に入ってから先頭の馬が目まぐるしく交替する激しいレース。それでも、ヘニーヒューズ産駒か、ホッコータルマエ産駒か、サウスヴィグラス産駒か、という常連種牡馬産駒同士による争い。上位馬に力の差はありません。

 中京9R芝1600m白梅賞(3歳1勝クラス)を勝ったマクフィ産駒ヴィジュネル上位3頭の激しい叩き合いを制しました。馬場に関わらず、競り合いに強いのが勝ち馬の特長

 東京10R芝1400mクロッカスステークス(L)を勝ったルーラーシップ産駒ストライプ想定外にスローになったレースを、スタートから冷静に支配して、楽な逃げ切り勝ち京王杯2歳Sの4着はフロックではありませんでした

 

 次は日曜日の小倉2R芝1200mを勝ったダイワメジャー産駒ルルルージュ好位から直線で豪快に抜け出し快勝ダートよりも芝向き。短い距離の方が良さそう中京5R芝1600mを勝ったディスクリーキャット産駒ワールドバローズ直線の激しい叩き合いを制して3戦目で勝ち上がりマイル路線で活躍できそう東京5R芝1600mを勝ったディープインパクト産駒クロンターフ好位から直線で前を捉えて完勝仕掛けてからの反応が良くなって3戦目で勝ち上がり。次も注目。小倉6R芝1800mを勝ったディープインパクト産駒デルマアシュラ年明けの2~3戦目で勝ち上がるディープ産駒の典型グッと低く沈む姿勢が取れるようになったので、まだ強くなると思います。中京6R芝2000m新馬を勝ったディープインパクト産駒アナレンマ超スローの瞬発力勝負を制しましたディープ×ガリレオという名血ですが、次は消耗戦を見てみたい東京6R芝1800m新馬を勝ったディープインパクト産駒エクランドールスローの展開を中団から追込み、直線では叩き合いを制して勝ち切りました。フィエールマンの全妹。オークス向きで要注目

 中京4Rダート1400m3歳1勝クラスを勝ったブラックタイド産駒ブラックアーメットダート短距離路線で一線級と戦ってきた力を出しました。1番人気のフェノーメノ産駒アルーブルトは前走の疲れ残っていたか。勝ち馬の方がタフだということ。

 東京9R芝1800mセントポーリア賞(3歳1勝クラス)を勝ったディープインパクト産駒グレートマジシャンデビュー戦と異なり、後方で脚を溜めて直線で弾けました。これなら皐月賞トライアルでも主役になれるでしょう。2着のルーラーシップ産駒バジオウも強い。こちらも次戦に注目


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