2月3日(水)に一斉開催された将棋のA級順位戦第8局。ご存知のとおり、A級順位戦は、渡辺明名人への挑戦者決定リーグであるとともに、B級1組との入替戦でもあります。
第7局までで、名人位挑戦者候補のトップに躍り出ているのが、6勝1敗の斎藤慎太郎八段。それを追いかけるのが、5勝2敗の豊島竜王と広瀬八段。一方、B級1組への降級リスク大なのが、1勝6敗の三浦九段と2勝5敗の稲葉八段。さて、第8局の結果はどうなったでしょうか?
2月3日の第8局の勝者は、佐藤康光九段、広瀬八段、菅井八段、糸谷八段、斎藤慎太郎八段の5名。したがって、挑戦者争いは、7勝1敗の斎藤慎太郎八段と6勝2敗の広瀬八段に絞られました。一方、これで三浦九段と稲葉八段のB級降級が決定。羽生永世七冠は、2年連続でギリギリ降級を免れる結果となりました。
次の、A級順位戦の最終局も一斉開催となりますが、2月26日に千駄ヶ谷の将棋会館で行われます。渡辺明名人への挑戦者は、斎藤八段か、広瀬八段なのか、注目してまいりましょう!