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金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【将棋 王位戦第2局】 藤井聡太王位が快勝 1勝1敗のタイへ戻す!

2022-07-15 05:51:19 | 将棋

 将棋の王位戦七番勝負第2局は、7月13日(水)14日(木)に札幌市の「ぬくもりの宿 ふる川」で行われ、先手番の藤井聡太王位が99手で制して1勝1敗のタイへ戻しました。

 戦型は、大方の予想の相掛かりではなく、第1局と同じく角換わり。両者の研究が深い戦型ですので、手順が進むのも早くて、開局から1時間半足らずで53手目の☗1五香まで進み一気に急戦模様へ。さすがに、ここで後手の手が止まります。豊島九段は3時間以上の時間を使って☖同香☗7四歩のあと、☖1八香成と相手陣内に飛び込む選択。今度は先手の手が止まります。☗7三歩成☖同金のところと会わせて4時間弱の時間を使った藤井聡太王位が封じ手。初日から勝負の分かれ目の局面が続く展開となりました。

 2日目に入り、藤井聡太王位の封じ手は☗三四桂。対局場は、すでに終盤戦の空気が広がっています。攻めを止めない王位。耐え続ける豊島九段。しかし、着実にリードを広げて、後手玉を追い込む藤井王位に、挑戦者の豊島九段は成す術を失い、99手までで投了。藤井王位の快心譜と言える1局でありました。

 

 藤井聡太五冠は、このあと、日を開けずに7月17日(日)には、棋聖戦五番勝負第4局が名古屋市の「亀岳林 万松寺」で行われます。『軍曹』こと、永瀬拓矢王座が待ち受けています。さらに、7月20日(水)21日(木)には、神戸市の「中の坊 瑞苑」で王位戦七番勝負第3局が行われます。この間、移動日等を考慮すると、藤井聡太五冠には休養日や研究日は存在しません

 

 五冠王に休む暇はありません。週末の激闘も楽しみに致しましょう!


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