コロナ感染者の数が急増した結果、リハビリ病院に移っても、リモートでもダメで、家族面会は一切できないことになってしまいました。
そこで、リハビリ病院への転院の合間のほんの一時だけ、家族に限って、兄と接する機会を作ることになりました。自分は仕事のために同席できませんでしたが、兄の嫁と長女と長男、そして長女の子供の孫の4人で兄と対面して参りました。
既報の通り、右半身が動かず、失語症ではありますが、家族全てを正しく認識出来た上に、兄の娘の問いかけを理解して、返答しようとするものの、声が発することが出来ずに、もどかしい様子を見せたとのこと。
自分も、その時のビデオを観て、兄がきちんと家族を認識して、意思の疎通を図ろうとしたことが見て取れました。とにかく、ホッといたしました。
このあとは、4~5か月間、リハビリ病院に入院することとなり、コロナ禍が収まらない限り、また会えない日々が続くのですが、コロナの収束と、兄の回復力を祈りながら、時を待ちたいと思います。
最悪の状態ではないことが判りました。心配頂いた全ての方々に、感謝の気持ちで一杯であります。本当に良かった。