金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 函館記念・函館2歳S

2022-07-18 04:44:59 | 競馬

 まずは函館2歳S勝ったのは、ビッグアーサー産駒ブトンドール中団後方待機で脚を溜めます。逃げたハーツクライ産駒クリダームが、前半3ハロンを34秒4で流れるペースを作ります直線に入ると、クリダームがさらに加速して後続を突き放しますが、ブトンドールがマクリ気味に外を豪快に追い込んで、ゴール前できっちり差し切り、1馬身1/4差で完勝。勝ちタイムは1分11秒8。勝ったブトンドールは、きっちり脚を溜めて差し切るレースで、この形ならば、何とかマイルまでは大丈夫だと思います。

 2着は逃げたクリダーム、3着は最後方から直線だけで追い込んだヴィットリオドーロ産駒オマツリオトコ、4着は中団から差してきたリアルインパクト産駒ゴキゲンサン、5着に中団後方から追い込んだカレンブラックヒル産駒ミスヨコハマ

 2着クリダーム以外は、中団から後方に居た馬たちであり、今年の函館2歳Sも差し馬有利の展開となりました。その中で、逃げて2着に粘ったクリダームは負けましたが、強さを見せたと思います。ただし、出来れば1400m以下が良さそう。

 

 そして函館記念勝ったのは、キングカメハメハ産駒の白毛馬ハヤヤッコ好スタートから6番手追走へ。逃げたレッドライデンの前半1000mのラップは1分0秒1、重馬場としてはハイペースハヤヤッコは4コーナー手前から前に進出、直線に入ると早め先頭に立ち、再後方からマクリ気味に2番手に進出してきた1番人気のスクリーンヒーロー産駒マイネルウィルトスが迫ってきますが、3/4馬身凌いで勝利。勝ちタイムは2分3秒6。3着は後方から追い込んできたハーツクライ産駒スカーフェイス

 勝ったハヤヤッコは、3歳時のダート重賞レパードS以来の重賞勝利。芝の重賞は初勝利であり、白毛のアイドルホースはソダシだけではないことを示しました。2着のマイネルウィルトスは地力を示した形。しかし、なかなか重賞に勝てない。

 大差の13着に敗れたギベオンの状況が心配です。無事であれば、また大きなレースで大駆けする力がある馬なんですが‥。


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