金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【久々に将棋界の様子を・・】 「銀河皇帝 藤井聡太五冠」に抵抗を続ける共和国派とは⁉

2022-11-11 05:39:37 | 将棋

 将棋界注目の11月8日(火)9日(水)に行われた竜王戦七番勝負第4局は、先手番の藤井聡太竜王が95手で快勝。これで七番勝負は藤井聡太竜王の3勝1敗となって、タイトル防衛まであと1勝となりました。

 

 ところで、この無敵状態の藤井聡太五冠ですが、公式戦トーナメントである「将棋日本シリーズ」においても、11月6日(日)に行われた準決勝で稲葉陽八段を破り決勝に進出。11月20日(日)に行われる決勝戦では、斎藤慎太郎八段と対戦することになりました。ここで勝てば、藤井聡太五冠は「将棋日本シリーズ」初優勝となります。

 なお、全プロ棋士参加の公式戦トーナメントには、この他に「朝日杯将棋オープン戦」「銀河戦」「NHK杯」がありますが、藤井聡太五冠は、すでに朝日杯将棋オープン戦3回優勝銀河戦1回優勝の実績があるので、あとはNHK杯での実績ということになります。ちなみに、NHK杯では過去11回優勝という、とんでもない記録が羽生永世七冠によって成し遂げられております。

 

 上記のように、無敵の銀河皇帝 藤井聡太五冠ではありますが、棋王戦の挑戦者決定トーナメントにおいて、11月3日(木)の準決勝で佐藤天彦九段に逆転負けを喫するという事態がありました。この対局は、例のマスク事件が起きたA級順位戦の直後でありまして、佐藤天彦九段の勝負への意地を見た気が致しました。

 そういえば、マスク事件の対局相手が永瀬拓矢王座で、藤井聡太五冠の研究仲間ということもあって、藤井銀河皇帝永瀬ダースベイダーに立ち向かう、『新たな希望』=ルーク・スカイウォーカーと佐藤天彦九段がダブって見えたのは、ワタクシだけでありましょうか? 棋王戦トーナメントでの逆転勝利は、まるで「デス・スターをフォースの力だけで破壊」したルーク・スカイウォーカーそのものに見えました。

 それから、王将戦の挑戦者決定リーグで5連勝を飾って、藤井聡太王将への挑戦権まであと一歩となっている羽生善治永世七冠。こちらも銀河皇帝に闘いを挑む、かつての最強のジェダイの騎士「オビ・ワン・ケノービ」のようではありませんか!

 

 こんな不謹慎な記事を書くと、日本将棋連盟からお叱りを受けるかもしれないので、ここらあたりで止めます。とにかく、強すぎる1強体制というのは、サステナブルな状況とはいえませんので、早く藤井聡太 銀河皇帝にストップをかける『ジェダイの棋士』が現れてくることを願っております。

 

【追】上記ジョークは、渡辺明名人あたりだと、笑って済ましてくれそうな気がします。洒落の判る方だと思うので。

 あと、ダースベイダーに例えてしまった永瀬王座、申し訳ありません。貴方の粘り強い将棋、そして豪快な食べっぷりが大好きであります。お許し下さい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする