ボヤボヤしてたら、サッカーW杯カタール大会の開催まで、あと3週間足らずとのこと。しかも、本日は日本代表メンバーの発表が為される日らしい。選手の皆さんも、熱狂的なファンも、固唾を飲んで発表を待つことになります。あ~、怖くて見てらんない!
実際のカタール大会は、現地時間の11月20日(日)19時からの開幕戦を皮切りに、12月18日(日)の決勝戦まで、凡そ1か月間となります。もう、サッカー漬けの毎日になりそうであります。
(とはいえ、競馬もやりますよ。競馬も!)
ところで、カタール大会のアジア最終予選では、何と日本代表の試合が地上波・BSでは見られないという事態が発生しました。ネット配信のDZNが放映権を購入していたため、日本代表のアウェーの試合は、このDZN契約者のみがパソコンやスマホの画面で観るという事態に。
古いタイプの人間であるワタクシなどは、これに怒り心頭となって、意地でも『DZNなんか、契約してやるか!』と試合を観ないで、Yahoo!の速報文字配信を追っかけるという状況に陥りました。
その時に、救世主が現れたのです。
中学・高校からの親友のドクターM君。もともとITリテラシーの高い科学者であり、サッカーやゴルフなどスポーツへの造詣が深い人物だったので、DZNへの抵抗もなく、すでに以前から加入済。しかも、60歳に到達したときに思い切って早期退職を選択したので、アジア最終予選は夜中の試合まで全て視聴していた人物。
そのドクターM君が、DZNの生放送を観ながら、試合の様子を、LINE上で言葉による中継発信をしてくれたのです。3月24日の最終戦、オーストラリア戦も事細かく発信してくれて、まるで生で試合を観ているような錯覚に陥るくらい、素晴らしい中継でありました。
その際、彼には「君が居れば、本戦も怖くない。DZNなんか要らない」と申し上げました。ちなみに、カタール大会の本戦では、日本代表戦は地上波やBSでの放送が決まっていますが、その他の国の試合は、やはりDZNが放映権を握ってしまう可能性が高かったので、ブラジルの試合とか、フランス、ポルトガルの試合は、ドクターМ君の中継に頼ることにしておりました。(結果的には、藤田晋オーナーのABEMA‐TVが全試合無料放送を決めてくれました。感謝!)
しかし、それから1か月強を経た5月初旬。ドクターМ君は突然、この世を去ってしまいました。もともと肝機能に難があった理由で血管内に瘤が出来て破裂したらしく、本人ですら自分が亡くなったことを認識できたか・・。そのくらい急な出来事によるご逝去でありました。
あと3週間でW杯カタール大会が始まります。ちなみに、彼とのLINEはそのままにしてあります。ブラジルの試合や、Cロナウドの試合で、いきなり彼の実況中継が始まるのでは?と、密かに期待しているためであります。
『攻殻機動隊』の草薙素子少佐ではありませんが、義体と電脳から放たれた彼女の『魂=ゴースト』が、インターネット内を漂いながら生き続けたように、今でも、ドクターM君の『ゴースト』が、どこかで生き続けているように思えてならないのであります。
ドクターM君。
日本の相手は、いきなりドイツになったよ。でも、日本がドイツに勝てるとしたら、この第1戦目しかない。
チャンスだよ‼ 見てますか!