金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 11月23日~24日

2024-11-24 16:25:50 | 競馬

 

 土曜日は東京1Rダート1600mを勝ったアメリカンファラオ産駒ルクソールカフェ。中団待機で脚を溜めます。逃げたライズトゥザトップの前半3ハロンのラップは35秒1と速い流れに。直線に入ると、逃げ粘るライズトゥザトップの外から、ルクソールカフェとドレフォン産駒アドマイヤデイトナの2頭が抜け出して、併せ馬状態のまま激しい競り合いに。そのまま並んだままゴールしましたが、写真判定の結果、ルクソールカフェがハナ差前に出ていて勝利。ダート稍重の勝ちタイムは1分35秒8の2歳コースレコード。2着アドマイヤデイトナから大差の3着には、中団後方から差してきたサンダースノー産駒アイスリーディング

 

 東京2R芝1400mを勝ったトゥーダーンホット産駒の牝馬ソーダーンライト。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは34秒7と平均ペースに。直線に入ると、ソーダーンライトがスピードを加速。後続との差を広げて、そのまま1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分22秒2。2着には、後方から追い込んできたクオリティロード産駒エリカマユーリ、1馬身1/2差の3着には、5番手から差してきたリアルスティール産駒ガジュノリホワイト

 

 京都3R芝2000mを勝ったマインドユアビスケッツ産駒シュバルツマサムネ。最後方待機で脚を溜めます。逃げたリビングストンの前半1000mのラップは1分0秒2と流れるペースに。直線に入るとまず、逃げ粘るリビングストンの外から、エピファネイア産駒ロッドプラータが先頭に立ちますが、すぐに大外からシュバルツマサムネが豪快に抜け出して、後続に2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは2分0秒8。2着には、7番手から追い込んできたドゥラメンテ産駒サリーチェ、アタマ差の3着にはロットプラータ

 

 東京3R芝1800mを勝ったレイデオロ産駒ベストシーン。中団待機で脚を溜めます。逃げたバンブルビーの前半1000mのラップは1分1秒1と平均ペース。直線に入ると、逃げ粘るバンブルビーを追いかけて、ベストシーンが残り200mで先頭に立ちます。9番手からエピファネイア産駒アロンズロッドが迫ってきますが、これに3/4馬身差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分48秒1。2着アロンズロッドから2馬身差の3着には、2番手からキズナ産駒コア

 

 東京4Rダート1400m新馬を勝ったヘニーヒューズ産駒ヘニーガイスト。5番手追走で脚を溜めます。逃げたミニョンマルーンの前半3ハロンのラップは35秒6と平均ペースに。直線に入ると、馬場の中央からヘニーガイストが早め先頭に立ち、後続を突き放して8馬身差をつけて圧勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分23秒8。2着には、3番手から内を差してきたモズアスコット産駒パラサイコロジー、3/4馬身差の3着には、5番手からルヴァンスレーヴ産駒フィザルモニカ

 

 京都5R芝1600m新馬を勝ったバーナーディニ産駒の牝馬ワイルデンウーリー。5番手追走で脚を溜めます。逃げたアークシャルダームの前半3ハロンのラップは35秒8とスローの流れに。直線に入るとまず、ノーブルミッション産駒パープルパライソが先頭に立ちますが、大外からワイルデンウーリーが追いつきこれを交わします。そのまま後続に3/4馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分35秒6。2着には、6番手から差してきたアドマイヤマーズ産駒ベビーズブレス、クビ差の3着にパープルパライソ

 

 東京5R芝1600m新馬を勝ったリアルスティール産駒グーテンベルク。好スタートから2番手追走へ。逃げたモーリス産駒アルガムベイの前半3ハロンのラップは35秒5とスローの流れに。直線に入ると、グーテンベルクが早め先頭に立ちます。そのまま後続との差を広げて1馬身3/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分35秒5。2着には、9番手から追い込んできたリアルスティール産駒キューティリップ、1馬身差の3着には逃げたアルガムベイ

 

 東京9Rダート1600mカトレアステークス(2歳オープンクラス)を勝ったキズナ産駒ナチュラルライズ。中団待機で脚を溜めます。逃げたレイナデアルシーラの前半3ハロンのラップは34秒3とかなりのハイペースに。直線に入ると、馬場の外からナチュラルライズが堂々と早め先頭に立ち、後続を突き放します。残り100mのところからナダル産駒の牝馬クレーキングが猛然と迫りますが、これを3/4馬身差に抑えて完勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分36秒4。2着クレーキングから1馬身3/4差の3着には、3番手からヴォラタイル産駒テーオーエルビス、さらに2馬身差の4着が後方から追い込んできたユニオンラグズ産駒スナッピードレッサ

 勝ったナチュラルライズは、デビューから2連勝で素質馬が集まったカトレアSを制覇。このあとは12月11日の全日本2歳優駿に向かうと思いますが、今年の2歳ダート路線は、もちの木賞を勝ったクアンタムウェーブなど強いナダル産駒たちと、このキズナ産駒ナチュラルライズが対峙する図式なのでしょう。全日本2歳優駿がますます楽しみになってきました。

 

 

 日曜日は東京2R芝1600mを勝ったシスキン産駒の牝馬ブルーベリーフィズ。5番手追走で脚を溜めます。逃げたヒタムキの前半3ハロンのラップは35秒3とスローな流れに。直線に入ると、逃げ粘るヒタムキを追いかけて、ブルーベリーフィズが残り200mのところで先頭に立ちます。そこに馬群を縫ってシスキン産駒グロスビークが迫りますが、これをクビ差に凌いで勝利。良の勝ちタイムは1分34秒5。2着グロスビークから1馬身3/4差の3着には、後方から追い込んできたロジャーバローズ産駒サーマル

 

 京都3R芝1600mを勝ったエピファネイア産駒ベイリークロア。4番手追走で脚を溜めます。逃げたインディゴアスールの前半3ハロンのラップは35秒0と平均ペース。直線に入るとまず、2番手からラブリーデイ産駒チムグクルが先頭に立ちますが、その内側からベイリークロアが並びかけ交わします。そのまま1/2馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分34秒8。2着チムグクルから2馬身1/2差の3着には、後方から追い込んできたワールドエース産駒ワールドキッス

 

 東京4R芝2000mを勝ったリアルスティール産駒ウィクトルウェルス。好スタートから2番手追走へ。逃げたタッチザシーリングの前半1000mのラップは1分2秒7とスローな流れに。4コーナー手前からウィクトルウェルスが早め先頭に立ち、後続との差を広げます。残り100mのところからエピファネイア産駒ヘヴンウィンドが迫ってきますが、これに1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分1秒7。2着ヘヴンウィンドから3馬身差の3着には、5番手から差してきたフィエールマン産駒ガンバルマン

 

 京都6R芝2000m新馬を勝ったドゥラメンテ産駒ネブラディスク。6番手追走で脚を溜めます。逃げたザイルの前半1000mのラップは1分2秒2と淡々とした流れに。直線に入ると、馬場の外側からネブラディスクが早め先頭に立ち後続を突き放します。そのまま3馬身差をつけて完勝。良の勝ちタイムは2分1秒8。2着には、後方から追い込んできたハービンジャー産駒クラリヴィデンシア、2馬身1/2差の3着には、7番手から差してきたドゥラメンテ産駒アメージングハナビ

 

 東京6R芝1800m新馬を勝ったドゥラメンテ産駒ジュタ。好スタートから4番手追走へ。逃げたブリックスアンドモルタル産駒オプレントジュエルの前半1000mのラップは1分0秒6と流れるペースに。直線に入ると、逃げ粘るオプレントジュエルを追いかけジュタが迫ります。残り200mのところでジュタが先頭に立ち、そのまま1馬身3/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分48秒0。2着オプレントジュエルからクビ差の3着には、8番手から差してきたドゥラメンテ産駒カンピドリオ

 

 東京8R芝1600mベコニア賞(2歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒ディアナザール。好スタートから2番手追走へ。逃げたコンプレキシティ産駒シンフォーエバーの前半3ハロンのラップは35秒1と上手くスローに落とします。直線に入ると、シンフォーエバーがスピードを加速、逃げ切りを図ります。そこに2番手からディアナザールが迫り並びかけ、激しい競り合いに。ゴール手前でディアナザールが交わして3/4馬身差で勝利。良の勝ちタイムは1分33秒4。2着シンフォーエバーから1/2馬身差の3着には、5番手から差してきたエピファネイア産駒ガルダイア

 勝ったディアナザールは、萩S2着からベゴニア賞を勝利1800mよりもマイルの距離が合うようです。12月の朝日杯FSでも面白い存在になりそう。

 2着シンフォーエバーは惜しいレースでした。サウジアラビアC4着、京王杯2歳S6着ですから地力上位は間違いありませんが、実は距離がもう少し長い方が良いのかもしれません。

 

 


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【競馬】 ジャパンカップ(GⅠ) 芝2400mの世界一決定戦!

2024-11-24 05:44:30 | 競馬

 GⅠジャパンカップであります。

 今年は国際レースに相応しい国内外の超一流メンバーが揃いました。まさに芝2400mの世界一決定戦と呼ぶに相応しい。

 火曜日の当blogでご紹介したとおり、欧州からは、昨年の英ダービー・愛ダービー・愛チャンピオンズカップ・米ブリーダーズカップターフと今年のプリンスオブウェールズSを勝った⑧オーギュストロダン今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを勝った①ゴリアット現在の独最強馬⑬ファンタスティックムーンの3頭。

 迎え撃つ国内勢は、大将格の③ドウデュース今年の2冠牝馬⑨チェルヴィニア一昨年の2冠牝馬⑭スターズオンアース昨年の天皇賞春を制した④ジャスティンパレスほか、宝塚記念馬②ブローザホーン皐月賞馬⑫ソールオリエンス菊花賞馬⑩ドゥレッツァなど。

 

 この中で、前走の天皇賞秋くらいのパフォーマンスを出せるのなら、やはり③ドウデュースが完勝するはずと思います。そのくらい、今年の天皇賞秋は凄かった。しかし、③ドウデュースは相当な「気分屋」であります。強い時は強いが、走る気が無い時は全く動きません。今回がどちらの番なのかは神のみぞ知る世界。

 ちなみに、今回のレース展開は、おそらく⑩ドゥレッツァか、⑪カラテあたりが逃げて引っ張ると思うので、前半1000mはゆったり流れるはず。ただし、これだけのメンバーが揃っているので、ラストの瞬発力勝負とはならずに、残り1000mからのロングスパート合戦という消耗戦になると予想します。単に後方待機だと、前を追いかけるのに脚を使わされる可能性が大。したがって、あまり後方に位置取りをすると命取りなりそう。

 ラスト1000mのロングスパート合戦であれば、欧州組のGⅠ6勝馬⑧オーギュストロダンを本命に据えたい。英ダービーでも、愛ダービーでも、また米ブリーダーズカップターフでも、最後までスピードが落ちない走りがこの馬の信条でありました。

 相手は、同じく欧州の①ゴリアット⑬ファンタスティックムーンの2頭。国内組からは、④ジャスティンパレス⑩ドゥレッツァ⑦シンエンペラー③ドウデュース

 馬券は、まずは本命⑧オーギュストロダンの単勝。そしてオーギュストロダンからの馬連6点 ⑧⇒①⑬④⑩⑦③ と、オーギュストロダンとジャスティンパレスからの三連複5点 ⑧④⇒①⑬⑩⑦③ で。

 

 ディープインパクト産駒のラスト世代、オーギュストロダンが世界一に輝く瞬間を観たいと思います!

 

 

【追加】

 おまけで京都の京阪杯も。

 ここは京都コースが得意の5歳牡馬⑫エイシンスポッターの単勝

 

 


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