2月9日(木)10日(金)、東京都立川市の「SORANO HOTEL」で行われた将棋の王将戦七番勝負第4局は、107手で先手番の羽生永世七冠が快勝。これで対戦成績は2勝2敗のタイとなりました。
戦型は、角換わりから腰掛銀へ。後手の藤井聡太王将としても文句のない形になりました。それでも、先に仕掛けたのは羽生永世七冠。1日目から積極的に相手陣内へ大駒を打ち込んでいきます。それに対して、藤井王将も長考で慎重な受けを選択します。2日目に入っても羽生永世七冠は攻撃の手を止めません。そして、そのまま一方的に攻め続け、107手で藤井王将を投了に追い込んでしまいました。
まったくスキのない将棋で、羽生永世七冠が一方的な勝利を飾りました。ここまでは、先手番が一方的に圧勝する展開が続いています。次は、藤井聡太王将が先手番です。このまま、サービスキープが続くのでしょうか。それとも、後手番の羽生善治永世七冠が大反撃を見せてくれるのでしょうか。
第5局は、2月25日(土)26日(日)に島根県太田市の『さんべ荘』で行われます。楽しみに致しましょう‼