土曜日は東京2Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒ベルジュロネット。好スタートから4番手追走を選択。逃げたゲイルライダーの前半3ハロンのラップは35秒5とほぼ平均ペースに。直線に入ると、残り300mのところでベルジュロネットが早め先頭に立ち、後続との差を広げます。大外からマクフィ産駒トリリオンボーイとナダル産駒トニケンサンバの2頭が猛然と追い込んできますが、これに3/4馬身差をつけて快勝。ダート良の勝ちタイムは1分25秒5。2着にはトリリオンボーイ、クビ差の3着がトニケンサンバ。
京都5R芝2400mを勝ったエピファネイア産駒ロットブラータ。好スタートから2番手追走へ。逃げたカピオラの前半1000mのラップは1分1秒9とややスローの流れに。直線に入ると、ロットブラータが早め先頭に立ちます。外からキズナ産駒ヴァリディシームスが迫ってきますが、これをクビ差に凌いで勝利。良の勝ちタイムは2分28秒4。2着ヴァリディシームスから5馬身差の3着には、後方12番手から追い込んできたトランセンド産駒プレデスティナーレ。
東京5R芝2400mを勝ったドゥラメンテ産駒ダノンピクチャー。6番手追走で脚を溜めます。逃げたカフェロワドールの前半1000mのラップは1分1秒7とややスロー。直線に入るとまず、馬場の中央からサトノアラジン産駒エリーナストームが先頭に立ち抜け出します。そこに外からダノンピクチャーが鋭く迫り、ゴール手前でクビ差交わして勝利。良の勝ちタイムは2分28秒5。2着エリーナストームから1馬身1/4差の3着には、中団10番手から差してきたフィエールマン産駒レヴーズマン。
小倉6R芝2000m牝馬限定を勝ったキズナ産駒ホウオウタイタン。6番手追走で脚を溜めます。逃げたミッドタウンナイトの前半1000mのラップは59秒8と流れるペースに。4コーナー手前でまず、スクリーンヒーロー産駒ウアーシュプルングが先頭に立ちますが、直線に入ると、その外からホウオウタイタンが一気に交わして抜け出します。そのまま1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分0秒5。2着ウアーシュプルングから1/2馬身差の3着には、中団8番手から差してきたキンシャサノキセキ産駒ヴォワラクテ。
東京6R芝1600mを勝ったフィエールマン産駒フォルテム。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは35秒7と上手くスローの流れに落とします。直線に入ると、フォルテムがスピードを加速、後続との差を広げます。大外からマツリダゴッホ産駒ノーブルライナーが猛然と追い込んできますが、これをクビ差に凌いで勝利。良の勝ちタイムは1分35秒4。2着ノーブルライナーから3/4馬身差の3着には、2番手からドゥラメンテ産駒キアラメンテ。
京都9R芝つばき賞(3歳1勝クラス)を勝ったキズナ産駒の牝馬パラディレーヌ。4番手追走で脚を溜めます。逃げたサトノダイヤモンド産駒ダイシンラーの前半1000mのラップは59秒6と流れる展開に。直線に入ると、ダイシンラーの外からパラディレーヌが抜け出して後続を突き放します。6番手からヘンリーバローズ産駒ローランドバローズが追い込んできますが、これに3馬身差をつけて圧勝。良の勝ちタイムは1分46秒8。2着ローランドバローズから3馬身1/2差の3着には逃げたダイシンラー。
勝ったパラディレーヌは、強いレース内容でした。負かした相手は、朝日杯FS4着のダイシンラーや京都2歳S4着のウォータークラークという牡馬の一線級。しかも荒れ気味の馬場の京都芝1800mを1分46秒8で後続に3馬身差をつけたのですから、これはもう新星現る!と言って良い。馬主はあの岡田牧雄さんですから、岡田オーナーにとってはオークスに向けた秘密兵器でしょう。恐らく桜花賞は使わずに、オークスから逆算したローテを組むと思います。パラディレーヌの名前を覚えておきましょう!
東京9R芝2000mフリージア賞(3歳1勝クラス)を勝ったエピファネイア産駒の牝馬ヴァルキリーバース。後方8番手待機で脚を溜めます。逃げたウォーターエルピスの前半1000mのラップは1分1秒2とややスローの流れに。向こう正面からヴァルキリーバースがマクリ気味に前に進出、直線に入ると早め先頭に立ち、後続との差を広げます。残り200mあたりからキタサンブラック産駒ダノンシーマが前に迫ってきますが、これに1馬身3/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分0秒5。2着ダノンシーマから1馬身差の3着には、5番手から差してきたウインブライト産駒フクノブルーレイク。
日曜日は小倉5R芝2000mを勝ったダノンバラード産駒コスモアンソロジー。好スタートから2番手追走へ。逃げたファンタズマの前半1000mのラップは1分1秒6とややスローペースに。4コーナー手前でコスモアンソロジーが早め先頭に立ち、そのまま直線へ。直線に入ると、外からモーリス産駒ホースワンが迫ってきますが、これをラストまで抜かせず1/2馬身差で勝利。小雨の良の勝ちタイムは2分1秒5。2着ホースワンからクビ差の3着には、6番手から差してきたウインブライト産駒シャインフリーリー。
京都5R芝1800mを勝ったイスラボニータ産駒レベルスルール。好スタートから2番手追走へ。逃げたストラスブールの前半1000mのラップは58秒7と速い流れに。4コーナー手前でレベルスルールが早め先頭に立ち、直線に入ると後続との差を広げていきます。そのまま2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分48秒3。2着には、3番手からエピファネイア産駒レッドフェルメール、クビ差の3着にはドゥラメンテ産駒ニューヤンキー。
東京5R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったリアルスティール産駒グーテンベルク。好スタートから2番手追走へ。逃げたロードカナロア産駒ダノンミッションの前半3ハロンのラップは36秒3と上手くスローの流れに落とします。直線に入ると、ダノンミッションがスピードを加速、そこにグーテンベルクが並びかけて激しい競り合いに。競り合いはゴール手前まで続きますが、ラストでグーテンベルクがクビ差前に出て勝利。良の勝ちタイムは1分35秒0。2着ダノンミッションから1馬身差の3着には、6番手から差してきたマクフィ産駒イミグラントソング。
グーテンベルクが、好メンバーを相手にデビューから2連勝で1勝クラスを勝ち上がりました。この馬はマイルも良いですが、1800~2000mでも大丈夫に思えます。次走はリステッド競走か重賞だと思いますが、そこでも面白い存在だと思います。
京都6Rダート1900m(3歳1勝クラス)を勝ったホッコータルマエ産駒ルヴァンユニベール。好スタートから3番手追走へ。逃げたマタミカンサンのつくった前半の流れはかなりゆったりしたペース。4コーナー手前でまず、アメリカンファラオ産駒ダノンヴェステルが先頭に立ち、直線に入ると後続との差を広げます。ここに大外からルヴァンユニベールが猛然と追い込んできてゴール手前で交わし、1馬身1/2差をつけて快勝。ダート良の勝ちタイムは2分3秒0。2着ダノンヴェステルから1馬身3/4差の3着には、最後方から追い込んできたリオンディーズ産駒ニヒトツーゼーア。
東京9Rダート1600mヒアシンスステークス(L)を勝ったアメリカンファラオ産駒ルクソールカフェ。5番手待機で脚を溜めます。逃げたヴィリアリートの前半3ハロンのラップは35秒9と平均ペースに。直線に入ると、ルクソールカフェが馬場の中央から堂々先頭に立ち、後続との差を広げます。そこに大外最後方からナダル産駒の牝馬プロミストジーンが猛然と追い込み迫りますが、これを1/2馬身差に抑えて勝利。ダート良の勝ちタイムは1分37秒6。2着プロミストジーンから1馬身1/2差の3着には、4番手からアジアエクスプレス産駒ドンインザムード、さらに1馬身1/4差の4着がドレフォン産駒アドマイヤデイトナ。
勝ったルクソールカフェは、これで3連勝でヒアシンスS(L)を制覇。兄はダートGⅠ3勝のカフェファラオでもあり、米ケンタッキーダービーへの夢が広がりました。サウジ遠征組との対決も楽しみであります。
2着のプロミストジーンは直線だけで最後方から1/2馬身差まで迫りましたので、こちらも先々が楽しみ。距離を伸ばしても大丈夫だと思います。
京都10R芝1200mマーガレットステークス(L)を勝ったリオンディーズ産駒ポッドベイダー。好スタートから2番手追走へ。逃げたアメリカンファラオ産駒アメリカンビキニの前半3ハロンのラップは35秒4と平均よりやや遅いペースに。直線に入ると、逃げ粘るアメリカンビキニにポッドベイダーが並びかけ、激しい競り合いに。ゴール手前でポッドベイダーが前を交わして1馬身差をつけて快勝。雪中の良馬場の勝ちタイムは1分9秒6。2着アメリカンビキニから1馬身3/4差の3着には、後方6番手から追い込んできたシュヴァルグラン産駒カルプスペルシュ。
雪が降って馬場が重めになったことで、勝ったポッドベイダー、2着のアメリカンビキニにとっては好条件になったと思います。
1番人気でスタート直後に落馬となったグレーターロンドン産駒サウスバンクは、卓越したスピードがあるだけに惜しいレースとなってしまいました。まだ気性が幼いので経験を積みことが大切。将来は楽しみな素材なので、名前は憶えておきましょう。