まず土曜日の中山2Rダート1800mを勝ったガルボ産駒ロイヤルダンス。パサパサの砂で1分54秒3は立派なタイム。やはりこの馬は逃げて良さが出るタイプ。それから、なんと言っても、ガルボ産駒は嬉しいJRA初勝利。親孝行な馬です。阪神3R芝2000mを勝ったハーツクライ産駒サトノマジェスタ。好位3番手から先行するヴァジェランダを捉えて勝利。ダービートライアルよりも、7月の福島のラジオNIKKEI賞に向けて、次も楽しみ。
阪神5Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったホッコータルマエ産駒ホッコーハナミチ。逃げるトーホウスザクをゴール前でキッチリ捉えました。1分53秒0も高レベル。3歳ダート路線にまたニューフェース誕生か。2~4着のトーホウスザク、ゴールドレガシー、セファーラジエルもレベルにあるので、次も注目。
阪神6R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったリオンディーズ産駒リプレーザ。後方2番手から、直線だけでぶっこ抜く派手な勝利。こちらも3歳短距離路線にニューヒーロー誕生か。2着に逃げ粘ったキズナ産駒シゲルセンムも合格点。重賞の葵Sで覚えておきたい。
中山7Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったスズカコーズウェイ産駒サイファーシチー。2番手から直線先頭に立って、そのまま押し切りました。2着は4番手から抜け出してきたスウェプトオーヴァーボード産駒ブーケオブアイリス。この2頭は水準以上です。
新潟10R芝2000mひめさゆり賞(3歳1勝クラス)を勝ったゴールドシップ産駒ヴェローチェオロ。5番手追走から直線の競り合いを制して勝ち切りました。それにしても、今回は急遽福島開催から新潟開催になったせいか、芝がちゃんと生え揃っていない。馬にとって走りやすいのか、負担がかかるのか、よく判りません。
日曜日は中山2R芝2000mを勝ったディープインパクト産駒ヒシシュシュ。好位5番手から直線抜け出して完勝。素質馬がようやく勝ち上がり。次戦は体重を増やしてからか。阪神4R芝1400mを勝ったディープインパクト産駒タイセイグラシア。2番手追走から直線で先頭に立ってそのまま押し切りました。少し体重を増やして夏競馬に期待か。中山5R芝1600mを勝ったハーツクライ産駒アムールマルルー。後方追走から、直線は大外を追い込んで、最後はハナ差勝ち切りました。経験馬相手にデビュー戦を飾りました。さすがにクラシックは間に合いませんが、勝ち方が良いので夏から秋に期待。新潟6R芝1800mを勝ったエピファネイア産駒ミツルハピネス。好位追走から、内側を抜け出してそのまま押し切りました。やはり、新潟の芝は薄くて、走りにくそうです。
中山6Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったヴィクトワールピサ産駒ロングラン。後方待機から、直線だけで追込み勝利。スローペースだっただけに、時計は平凡ですが、時計以上に強い勝ち方でした。
阪神6Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒フルヴォート。中段追走から、直線で逃げるローウェルを捉まえて勝利。馬込みを苦にせず、最後に切れる脚もあって、今後も楽しみ。
中山7R芝1800m(3歳1勝クラス)を勝ったエピファネイア産駒ミヤビハイディ。道中は後方2頭目追走で、直線は大外から逃げるアビックチアをゴール前でキッチリ差し切りました。距離をもっと伸ばした方が活躍できる。
残念桜花賞ですが、オークスに向けて重要なステップレース、阪神9R芝2000m忘れな草賞(L)を勝ったのが、キズナ産駒ステラリア。中段後ろ目に控えて、直線早めに動きだして、逃げるエイシンヒテンをきっちり差し切りました。勝ったステラリアは、オークスに向けて良いレースができたと思いますが、本番はもう少し前に付けられるようになりたいですね。