香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家

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加藤サキ子

あなどれない「尻もち」のおはなし

2014-02-16 21:24:06 | からだのこと
尻もちって意外に侮れないんです
例えば、それをかばって手をついた。
手首、痛い!ってことありまぜんか?
衝撃で亀裂骨折(ひび)になっているかもしれません

そして尻もち
思い切りお尻をついたら!!
通称尾てい骨(尾骨)
いわゆるしっぽの名残の骨なんですが、これがとんがっているために尻もち着いた時に衝撃を受けます

このとき、衝撃によって亀裂骨折、骨折の恐れがあります
さらに、脊椎、通称背骨ですが、ここには脳から全身に、全身から脳に行き来する神経が脊椎中央の脊髄の中を通っています

もし、強い衝撃が首にかかり、脊髄が損傷するとほぼ全身が麻痺します
損傷した箇所が下に行くに従って麻痺の度合いが変わってきますが、いずれにしても尻もちの衝撃で少なからずこれらの神経にも衝撃が加わります

脊椎によって守られている脊髄ですが、ヒビがはいるとそこから、髄液が漏れ出すこともあります
この髄液は脳内から流れてきているので、脊椎内で漏れると、脳内の圧力に変化をきたして、頭痛などの不調につながることもあるそうです

衝撃は通常脊椎の間にある軟骨で受け止めれます
しかし、強い衝撃によってそれらのバランスが崩れると神経を刺激して、その神経が繋がる組織に不調がでたり、脊椎自体に痛みを感じることとなります

たかが尻もちと、思わずに痛みが続くようなら整形外科で診断していただくことをおすすめします