香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家

"香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家"

加藤サキ子

認知症だけじゃない ローズマリー・レモン

2014-03-08 11:20:52 | 植物の恵み
先日のテレビの紹介で話題となった>ローズマリーとレモンの精油
「香る」ことで利用する方法で今回は認知症改善のアイテムのひとつとしてローズマリーとレモンが紹介されました
ローズマリー(Rosemarinus officnalis), レモン(Citrus Limon)
実はローズマリーは精油のことを知る人々のなかでは既に、頭脳明晰、集中力アップのアイテムとして愛用されています
スーッとする使用感が脳を目覚めさせ、刺激を与えて、伝達物質の産生を助けてくれます

ちょっと刺激的な香りなので、レモンの香りはそんな癖のあるローズマリーの香りを和らげてくれます
ローズマリー、レモンの組み合わせはリフレッシュの香りのアイテムとして、勉強や仕事を頑張りたいときに是非活用してください

使用方法
ディフーザーに数滴たらして部屋に拡散
1滴を手のひらに落として、体温で温めて両手で鼻を包み込むようにして、目を閉じて脳の奥に香りを伝えていくイメージでゆっくりと数回呼吸します

終わったら、ティッシュなどで手についたオイルは拭き取りましょう

予め、遮光ガラス瓶にブレンドしておくと使いたい時にさっと使えるのに便利です
なぜ、遮光ガラス瓶かというと、精油は光を浴びると酸化(劣化)が促進されてしまうから
市販されている薬の瓶も茶色の遮光瓶がありますね
これらもそういった理由です
さらにガラス瓶の理由は、精油が高濃度の有機化学物質で原液だとプラスチック類を溶かしてしまうからなのです

*有機化学物質とは、炭素を含み、さらに他の化学成分と形を構成している物質のこと
実は私たちも有機化学物質のかたまりなのでした~

ローズマリーとレモンの組み合わせはお肌にも、代謝にも嬉しくもありがたいコンビなのでした
ローズマリーはアロマテラピーの世界では、若返りのオイルとして伝えられています
14世紀、ハンガリー王妃エリザバートが献上されたローズマリーを含むチンキをによって、若さと健康を保ったと言われています

実は、エリザベートは痛風だったとも言われていて、この治療のために「ハンガリアンウォーター」として伝えられるチンキを愛用していたのだそうです

ローズマリー同様、レモンも血液、リンパ液の流れを改善して代謝を高めてくれます
これらがスキンケアでも応用可能なのですね
肌に使うときは、キャリアオイルの植物オイルで希釈します
キャリアオイル10mlに1滴~2滴で十分効果を感じます。大量にする必要はありません
たくさん作り置きするより、5ml,10ml程度でいつもフレッシュなものを使うようにしたほうがbetterですね

日々、ご自分の体調やお肌のコンディションと相談しながら、利用してください

*精油は代謝を高める反面、妊娠初期、妊娠中の使用さけなけばならないものがあります。ローズマリーもそのひとつとなっています
また、「てんかん」の症状のあるかたはご使用できない禁忌オイルです


精油(エッセンシャルオイル)を日々の生活に摂り入れてココロもカラダも健康に!!

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