香り工房"結"
アロマセラピストの加藤です
認知症が進むと自分が一番輝いていた頃のその人になります
子育てを頑張っていたお母さんは、夕暮れになると子供達の帰りを心配したり、夕飯作らなくちゃ、とソワソワしたり
喧嘩早い男性は、荒げた言葉で罵声をいいます
そんなとき、話を聞いてみます
そうすれば、苛立った言葉も落ち着いて
否定は簡単だけど、より認知症を進めてしまう
穏やかで過ごしてもらうための声かけ
それは自宅で過ごされる方も施設にいる方も同じ
以前同僚が、認知症の進んだおじいさんのことを淡々と話していました
怒りではなく、楽しんでいる感じ
その中で、家族で誰も知らない女性の名前が出てくるそう
家族で「愛人?!」なんて話をしているそう
実は認知症の方を家で過ごしてもらうことはそれはそれは大変なこと
だんだん母親でなくなり、父親でなくなり、妻や夫でなくなる
それを受け入れて愛し続ける
時に人は生きてきた記憶を失ってしまうことがあります
それは誰もがなるものでもなく、貧富の差もない
ただ、食べてきたものの関係は無関係ではありません
全ての出会いに感謝して
今日もブログ訪問していただき
ありがとうございます!!