アートインプレッション

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ブダペスト国立工芸美術館名品展 『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』 出品作品のご紹介④

2020-04-13 13:28:02 | ブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』出品作品

ブダペスト国立工芸美術館名品展

『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』

出展作品のご紹介④

 

シャーンドル・アパーティ・アブト ジョルナイ陶磁器製造所

「狩りをする雌ライオン像」1908年ブダペスト国立工芸美術館蔵

 

 

皆様こんにちは

本日は福島県立美術館にて開催中のブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』に出展している作品紹介の第4弾!

前回のブログではジョルナイ陶磁器製造所にて制作された作品をご紹介いたしました。

今回は前回に引き続き、ジョルナイ陶磁器製造所で制作された作品をご紹介するとともに製造所についてシェアいたします

 

ジョルナイ陶磁器製造所とは?

1852年にミクローシュ・ジョルナイ(Miklós Zsolnay) によって創業された製造所。 長男イグナーツに次いてヴィルモシュが共同経営者となり、1865 年に所有者となりました。 工場では、耐火粘土製品や建築用陶器、装飾美術品、暖炉の製造の他に、 数多くの新しい陶器素材や製品が開発され一躍国際的に有名な製造所へと成長しました。

本日は製造所の成功に貢献したデザイナーの一人であるシャーンドル・アパーティ・アブトの作品「狩りをする雌ライオン像」をご紹介いたします 

光り輝くモスグリーンの2頭の雌ライオンが攻撃に備えて、からだを寄せ合い、牙をむいている様子が特徴的な作品。

ライオンは狩りをするとき、群れの雌どうしが連携して、獲物に十分近づいてから、一気に襲うそうで、そのライオンの生態が作品から伝わってきます

ちなみに、アール・ヌーヴォー様式のこうした彫像は、パワーを想起させるものであったことから、当時、しばしば紳士の書斎の必需品として机の上に置かれていたそうです

次のブログでも素敵な作品をご紹介いたします。

どうぞお楽しみに

 

福島県立美術館

〒960-8003
福島市森合字西養山1番地
Tel.024-531-5511

開館時間

9:30-17:00(最終入館は16 : 30まで)

休館日

月曜日(ただし5/4(月)は開館)

観覧料 

 <一般>

1,300円(当日) /1,100円(前売り・20名以上の団体)

<大学生・専門学校生>

1,100円(当日) /900円(前売り・20名以上の団体)

<小中高生>

650円(当日) /500円(前売り・20名以上の団体)

交通アクセス (JR福島駅東口より)

●電車
福島交通飯坂線→「美術館図書館前駅」下車(徒歩2分)

●バス

9番バス乗り場より、福島交通ももりん2コース→「県立美術館入口」下車(徒歩3分)

詳しくは福島交通ホームページをご覧ください(外部ページへリンクします)


●タクシー
約5分

本展覧会は今後石川、山口、東京に巡回する予定です

展覧会詳細HPはこちらをチェック→

その他の展覧会情報につきましては、アートインプレッションHPにて随時更新しております



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