☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

輝き咲ける人居なくとも・・・わが春のうた2020<1>

2020-05-06 15:55:20 | 風歌
誰もが体験したことのない自粛の日々は続く
でもまだ外に出て美しい春の日差しをいっぱいに浴びられるのはありがたい

春爛漫
空は青く澄み川の流れは美しく
自然はより輝いて花々は見事に咲き誇る
野鳥たちは我が物顔で飛び回る
人の手前勝手な営みが静かになると自然は生き生きと輝き出す
少しの間にも浄化が進んでいる
それが今を生きる大きな救いだ…


わが春のうた(短歌)を…
 
辛子菜に桜吹雪の小畑川鯉うごめいて産卵の時
 
 桜吹雪が舞う
 菜の花仲間の辛子菜の優しい黄色が美しい
 淀川から産卵のため昇ってくる数知れない鯉の軍団
 時には飛び跳ねうごめく魚影に命の強い輝きと神秘を感じる
 東日本大震災の年も今年も・・・なんだかほっとする


スイスイと川面揺らして番鴨真鴨カルガモ春日の中を
 
 水の流れがきれいだ
 鴨類が元気に遊ぶ
 キラキラ輝く春の日差しの中を勢いよく鴨たちが進む
 2羽ずつ進む・・・もう直ぐカルガモファミリーに会えるね


陽を受けて季節を運ぶ花々は輝き咲ける人居なくとも
 
 百花繚乱!!
 ことのほかこの春の咲き競う花々の輝きは格別
 見る人愛でる人が居なくても・・・
 その輝きが麗しさがじわっーと沁みてくる


大根で灰汁を取るのが我が家流特産たけのこ季節が香る
 
 日本一と言われる本家本元「京たけのこ」の産地
 (今は京都産ならどこでも「京筍」手入れの仕方から育て方
 すべて歴史が違うのに…と嘆く地元生産者の声)に
 やっぱり今年も食べなくちゃ・・・
 上等の朝取り筍は灰汁取り「糠」を使っちゃダメと言われる
 そこで覚えた大根おろしとその卸汁で湯がくこと
 (和食の大家がドキメンタリーか何かでやっていた)
 えぐみなく本当に上品なお味に仕上がる
 しかも時短で・・・


気に入りの柱時計はチェロの型弓を弾き弾き時間を刻む
 
 今ではすっかり常連になった蓼科のペンションに初めて行ったとき
 凄ーく惹かれて…他にも作家ものいろいろ探したけれど
 やっぱりこれだと・・・八ヶ岳クラブで買えました!
 今はすっかり我が家に馴染んでともに時を刻んでいる


光明寺青き紅葉の色映えて鶯(とり)と競いて春謳いおり
 
 夏の青紅葉が大好きと思っていたけれど
 今年は新緑の若き紅葉の輝きに魅かれている
 幾種もの紅葉の若葉のコラボが美しい古刹光明寺
 うまくなった鶯の高き囀りが木魂して・・・

           


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