駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

十月の空は曇り空

2015年10月01日 | 世の中

                 

 新しくと言っても店自体は十年近く前からあるらしいのだが、真っ当なコーヒー専門店を見つけた。行きつけの専門店よりもまったりしており、奥さんの感じがとてもいい。何百回行っても愛想のない奥さんの居る店よりも、居心地がよろしい。こちらも贔屓にしたいと密かに思った。

 寺山修司はモカが苦いと歌っているが、これは字数のせいではないかと思う。邪推すればコーヒーの味がさほど分からなかったのではないかとも思う。これはマンデリンが正しい。

 素人は困る、これはコーヒーの味ではなくてコーヒーを味わう人の気持ちを歌たっておるのだとお叱かりを受けるかも知れない。アブラゼミと譲らなかった茂吉を持ち出すのは笑止千万だが、字数と音感に引っ張られたと思う。珍説だろうか。

 十月の空は曇天で始まった。どうも晴天が続かない。地球温暖化を実感させられる。所詮、地球環境に左右される人類、ISの出現が温暖化のせいとまでは言わないが、世の中がなんだか不穏だと思う。難民をどうするか。正直なところ日本人には人ごとと思って居る人が多そうだ。金よりも人をと一万人ぐらい引き受けたらなどと言えば危険が危ない空気が漂っている。管官房長官は本気で分かっておられるだろうか。単にそれは拙いと袖を引かれて言葉を修正するのでは国民の安全は守れないと申し上げたい。

コメント
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