駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

二十一世紀まで生きて

2024年09月02日 | 爺の呟き
          

 世紀末には退廃的で暗いイメージがあるが、世紀初頭には楽観的で明るいイメージがあり、期待していたのだが21世紀は僅か十数年で停滞し始め明るく前進する雰囲気は霧散し、後ろを振り返りつつ俯いて歩むことになった。成程コンピューターは進歩し電子情報管理が人間世界を席巻したが、人間は変われず齟齬が生じた。人間が変わるには十世代つまり300年くらいは掛かると思う。どのように変わるかそこに平和と幸せがあるか分からない。まさかとは思うが遺伝子操作で半世紀後には変わっているかもしれない。
 小学校の卒業式、校長先生は21世紀まで生きる君たちと呼びかけられた。先生、21世紀まで生きましたがと報告の言葉に詰まる。
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