駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

あばたを観る

2010年03月11日 | 映画
 今朝は久しぶりの青空に思わず大きく息を吸った。雨や曇りもそれなりの味わいがあるが、何と言っても青空と暖かい日の光には身体が反応し喜びを感ずる。自分が生物の一員であることを思い出す。
 昨日は時間をひねり出して、アカデミー作品賞を逃したアバターを観た。アカデミー賞選考委員会の判断に同意する。
 アバターを観たのは物語への興味よりも最新技術を駆使した3Dがどんな感じか知りたかったからだ。実は遠い昔、半世紀前に3Dを観たことがある。何か手術の画面で器具が飛び出すような感じがしたのをうっすら覚えている。あまり気持ちの良いものではなかった。
 今回のアバターは3Dが生きる画面が多く、空を飛び回るシーンなどダイナミックで迫力があった。作品そのものはハリウッド映画によくある話で、まあ日本人にわかりやすく言えばミイラ取りがミイラというか、アバターもえくぼの話と言えばよいだろう。
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