実年齢より五、六才若く見えるので若いつもりでいたが、久しぶりに測定した握力が35kgまでしかゆかず、やはり年を取ったのだと自覚させられた。早く目が覚めること夜中に一度小用に起きること歩くのが遅くなったこと名前が出てこないこと・・・後期高齢者になった頃から明らかな老化の兆しはあったのだが、進行がゆっくりしているので立ち止まって振り返らないと意外に自覚しないものだ。
時間の経つのが早くなったのだが、それが何故か少しわかってきた。殆んど何もしないでボーっとしていることが多いからだ。ユーチューブを見たり音楽を聴いてはいるのだが半ば上の空のことが多い。何かに取り掛かるのに時間が掛かるようになった。好きでないこと面倒なことはしたくないできない。そう考えると診療は好きらしい、良い仕事を選んだと思う。それ以外のことは女房があれこれうるさいのでしているだけで、時々しばしば?うるさいなあと思うけれども、おかげで社会人として生活できている。