駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ジェーンオースチン

2022年08月10日 | 映画

                

 

 医師にとって経験は宝、謙虚にそして虚心坦懐に事実に向き合い反省する心と頭を持っていれば誰でも優れた医師になれる。医師だけでなく色々な仕事で真実だろう。残念ながら人生は短く道半ばになるのも真実。

 仕事とは別に世の中には美しいもの旨いもの心地よいもの素晴らしいもの・・、反対に卑劣なものおぞましいもの辛い苦しいもの・・が溢れている。いずれも一部しか体験することはないのだが、素晴らしいものには思いがけず出会うことができる。 

 ジェーンオースチンの名前は聞いたことはあるが作品を読んだことはない。プライムで時々映画を見るようになってたまたま「説き伏せられて」を見ることができた。逡巡があったが、イギリスが好きなのでどんなものかなとボタンを押した。最初に主人公アン(サリーホーキンス)が大写しになった。あんまり美人でないなと思ったのだが、映画が進行すると美しい表情の魅力的な女性なのが分かってきていつの間にか応援、手に汗を握っていた。人さまざまだから良いものを見たというのは、私の感想なのだがジェーンオースチンの高い評価もなるほどと納得させられた。私には知らないで終わることがなく良かったというくらいの感動があった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いつまでもとは | トップ | 墓参り、故郷の印象 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事