駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

「クーリエ」を見た

2022年02月01日 | 映画
         

 映画「クーリエ」を見た。家内がカンバーパッチに興味があると聞いていた。たまたまプライムで目にとまったので誘い一緒にネットで鑑賞した。実話に基づいた(キューバ危機:MI6&CIA vs KGB)スパイもののスリラーで地味だけれども全編に緊張感が漂い面白かった。配役も映像も細部まで丹念に考えて作られており味わい深く久しぶりに映画らしい映画を見たと感じた。カンバーパッチに劣らずメラーブ・ニニッゼがいかにも居そうなロシア軍人を好演し、妻のジェシー・バックリーも感情を抑えた演技が光っていた。女性のCIAのレイチェル・ブロズナハンもアメリカ人らしい雰囲気を漂わせて好演、なかなかの美人だ。脇役の俳優も短いワンシーンの俳優に至るまで、実在する迫力で印象に残った。
 実話と聞いて「怖い」というのが妻の第一声だった。事実は小説より奇なりというが、まるで小説のような話だ。カンバーパッチファンならずとも映画好きにはお勧めの作品と思う。

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