駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

どうジャロ

2024年12月23日 | 世の中
           


 かなり前によくジャロにお電話をというラジオメッセージを耳にした。これは過大広告を規制しようという民間に生まれた日本広告審査機構のことで、成る程怪しい広告はここに連絡相談すればよいのだと安心に感じたものだった。今も活動しているかどうか知らないが、最近は広告も深層心理を考えた巧妙なものになりジャロに通報しにくくなったのではと感じる。
 宣伝は意図的なものこそ近世になってからかもしれないが、手法と思想は人類と共にあった。人類の遺伝子に組み込まれていると思われる情報連携システムだ。21世紀になり妄想盲信の喧伝がネット通信で容易に可能となった。審査なし、ことの当否よりも愉快が優先される、事実かどうかは二の次の情報拡散だ。ジャロもお手上げか?。
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