何故コロナが減ったか、厚労省は科学的な説明をする義務がある。さもなければ、再び政治的思惑で不十分なあるいは過剰な対策が取られる恐れがあるからだ。
客観的なデータと論理的な考察で、最も有効な対策を立て実行することが求められる。科学が100%正しいことはないので新しいデータが得られれば逐次軌道修正すれば良い。科学的な方法が取られていれば、ずれを非難するのは非難する方が間違っている。
日本に新型コロナに関するデータを集積分析する疾病予防対策センター(CDC)が必要。もう二年にもなろうとするのにCDCが出来ていないように見える。優れた頭脳と専門家が集められて準備がされているか、厚労省に食い込んで調査し国民に知らせるのがジャーナリストの仕事と思う。
これからの新型コロナ予防対策を根拠と理由を示しながら説明できる機関と人材がすぐに必要なのは明白だ。
例えば新型コロナウイルスが弱毒化しているという報告もあるがその意味と対応をすぐに知りたい。ロシアで感染が拡大しているが何が起こっているのか、防疫対策はどうするのかすぐに発表して欲しい。科学的なデータと考察による情報で国民は安心する。安心が信頼に繋がり、対策も進み効果も上がると思う。