数日前午後絵の教室に行くので朝ジャンパーで出かけた。どういうわけか小学校の横断歩道の旗振りおじさんから「おはようございます」と挨拶しても返事がなかった。たまたま学童に気を取られていたせいかもしれないが、背広でない地味なジャンパー爺さんは目に入らなかったらしい?。おやおやと思ってしまった。
患者さんを差別しないのを鉄則に診療しているが、ひょっとして服装で無意識のうちに扱いが変わることがないか、振り返る良い機会になった。患者さんを病気の緊急度以外で決して差別しないように心掛けてきた。概ねそれは実行出来ていたようで、あらゆる種類の患者さんが訪れてくれたと思う。
勿論、中には昼間から酔っているような、訳の分からない自慢話をするような歓迎できない患者さん達もおられ、繰り返される時はそれなりの対応をさせてもらった。同業者に聞くと警察を呼ぶようなこともあるらしいが、幸い当院では一度もなかった。