下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

ぼんてん山

2023-02-07 10:03:02 | プラス

冬季2回目のぼんてん山だ。
(以前の記事はこちら)
前回の記録を見ると、前ぼんてんへの尾根の取付きと、前ぼんてん手前の急登に苦労しているので、今回は夏道の3つ手前の尾根から登ることにした。
前日のトレースがある。
30cmくらいのラッセルだ。
トレースと別れを告げて、深雪に踏み出したが、10cmくらいのラッセルだ。
スキーは楽だ。
林道に出て、尾根への取り付き点を物色する。
どこでも同じ急登だ。
標高差も大したことがないので、どこでも良いやと取り付く。
ゼーゼーしながら尾根の上に出た。
ここからは緩い上りが続くと思ったら、3回?アップダウンがある。
シールの付替えを何回もするのは嫌なので、帰りは夏道ルートに決める。
最後の急登は左に巻くと楽に登れると思っていたが、ヤブが多く嫌なので、ジグザクに登った。
稜線に出ると前ぼんてんが約150m先に見えた。
前ぼんてんからは夏道と合流するのでトレースが使えると思ったが、様子が少し変だ。
トレースはあるが、一人分だけだ。
一人ラッセルはかなり苦労しているようだ。
それに、あっちへふらふら、こっちへふらふら、なんだか変だ。
確か、夏道は一度沢へ少し降りてから登り返しているはずなので、トレースを無視して尾根上を進むことにした。
山頂には案の定、一人いた。
少し話をして、彼は先に帰っていった。
昼食休憩ご帰路についた。
途中、悪い癖が出て、沢へ入り行き詰まってしまった。
シールを付けて登り返し、そこからはシールをつけっぱなしで歩いた。
途中小さな橋が2箇所あり、スキーではかなり緊張を強いられる渡りとなった。

冬に行く場合は、前回ルート(1本南の尾根ルート)が最良だと思う。
枝沢も渡らず、距離も短い。




登山口。昨日のトレースが残っている。



目指すは左端の尾根から稜線の白い部分。




稜線に出る手前。私の技術では滑れそうもない。




前ぼんてんが見える。




山頂。古いスキーを履いてきた。




山頂から見える吹越烏帽子岳。




赤:登り。青:下り。



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