下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

朝比奈岳

2019-04-22 07:28:54 | 92山

積雪期の朝比奈岳にスキーで行くのはこの日が最初で最後のチャンスと思い、出かけた。
下北半島の山は久しぶりだ。
数年前から、むつから恐山までの冬季閉鎖が1週間早くなり、4/20となった。
次の週には、恐山から薬研までも開通するのだが、年々雪が少なくなり、その頃にはスキーでの登山は微妙になる。
登山口は昨年より雪が少ない印象だ。
山に入ると雪が少ない印象もなくなり、むしろ多いような気がしてきた。
急斜面を登り稜線に出て休憩。
数個所のピークは帰りのスキーの事を考えて、右を巻きながら様子を見ることにした。
796mピークから雪庇が付きだした。
今までないことだ。
ここから先、稜線は南北に延びるので、例年雪庇は出る。
しかし、今年は大きい。
巻くのをやめ、稜線通りに歩くことにした。
山頂にも落差1mぐらいの雪庇ができていた。
今年は雪が多いとか少ないとかではなく、雪の付き方が少しおかしいようだ。
山頂でシールを剥がし、滑降開始。
狭い稜線を慎重に下り、796mピークの手前のピークからはトラバース気味に、雪庇にびくつきながら滑った。
急斜面を降り切って、シールを再び装着。
630mピークを過ぎ、624mピークからシールを剥がして、緩い勾配の林道を降り無事下山。

今週は忙しい中、連休の準備をしなければいけない。
まずは、スキーに付いたグルーを除去しよう。




登山口の林道。やはり雪は少ない。




急斜面の尾根。帰りはここの滑りが楽しみだ。うっすらと見えるトレースはスノーモービル。




796mピークの雪庇。




いよいよ山頂が近くなってきた。右端が山頂。




燧岳方向、雪が少ない。手前に小さな雪庇が形成されている。




登ってきた方向。むつ湾の向こうにうっすらと八甲田山が見える。




山頂での記念写真。左のスキーから約1m雪庇。




ルート図



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