京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

水無月(みなづき)

2020-07-02 13:30:42 | 美味
6月30日、京都。。関西圏では、
水無月と呼ばれるお菓子を頂く風習があります。

そもそも、このお菓子の起源は・・

平安時代には旧暦6月1日の
「氷室の節句」の日に、
氷室から氷を切り出して食し、
暑気払いをする宮中の風習があった。

三角形に切った白いういろうは
この氷をかたどったものとも、
四角を半分にしたことで
1年の半分を示しているとも言われており、
また小豆の赤い色にも
厄除けの意味があるとされている。

こんなん。(ウィキ先生より)
見たこと有る?

おいしいよ~。
ムチムチしていて。
う~んと、ウイロウに近い触感。
抹茶、ニッキ、黒糖、白いのと種類も様々。

もとは氷を模しているなら、
茶色いノンとか、汚れた氷やん・・。
緑・・考えんとこ(笑)

そして、今年の30日は、
仙太郎さんの
(京都の和菓子屋さん 創業明治19年)
水無月を頂きました。
そのパッケージに書いてあった言葉。
『 身土来二(しんどふじ)』
意味は・・仏教用語で、
「身」(今までの行為の結果=正報)と、
「土」(身がよりどころにしている環境=依報)
は切り離せない、という意味。

ん?難しいワ。
つまりば、

身土不二とは、「身と土、二つにあらず」
つまり人間の体と人間が暮らす土地は一体で、
切っても切れない関係にあるという意味の言葉です。
現在では食の思想として
「その土地のものを食べ、生活するのがよい」
という意味で使われています。

だそうです。

地産地消という意味と、
ヒトと、その大地との営みと縁は
切り離せないものである。
という言葉が重なって
使われているのですね。

食べつつ知識と栄養を摂取。
これって身土不二につながる?
つながってないね~(笑)

昔の風習でのお菓子を食べつつ、
知らない言葉に出会いました。
調べることも大事。
無知の無知ではだめですものね。
無知の知でありたいものです。

さて、厄払いも終わったことですし、
今年の後半戦頑張れる気がします。
とか言いつつ早速昨日、
寝込んでいたのですが、ね~(笑)

ローマは一日にしてならず
健康も一日にしてゲットならず。
日々の積み重ねが大切です。
また、例の風邪が盛り返しつつある雰囲気。
油断しないよう、進みましょうね。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする