京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

お雛様

2023-02-03 15:24:36 | 気になるコト
こんにいth。
こんにちは。
今日はお雛様を仕上げしたよ。というお話。


毎年、期間限定でお店に置かれる「季節」もの。
磁器土で作られており、カボチャ・お獅子
お雛様・カブト・・などがりますが
今回はお雛様。(カブトも同時進行です)
男雛・女雛、水色とピンクに焼かれます。

磁器土ってなんかって?

えっとね・・・ウェブ先生~!
「原材料において大きく違う点があります。
それは原料の粘土です。陶器はカオリン
(カオリナイトを主成分とする陶土)を
低温(800度から1250度)で焼成するのに対し、
磁器は長石が主成分の磁土を
高温で焼き上げることが特徴です。

粘土に含まれる長石と呼ばれる石の成分が
多い場合に磁器を作ることが可能です。
長石はガラスの成分でもあり、高温で焼くと
溶けてガラスのような質感を生み出します。
もう一つ、珪石という成分も粘土には含まれており、
これらが高温で解けて結びつくことにより
固く、しかし透明感のある質感が生まれます。

ウェブって、色んな情報が転がっていますね。
助かった~(笑)

こういう置物などは、
キッチリくっきりとした角を出したり、
柔らかい部分(この場合、顔の丸みなど)を
ふんわり残すことが大切になります。
シンプルな形にするからこそ
「素敵~」となりますし、
その分、アラがあると目立つ。


仕上げ風景
大真面目に仕上げしていますよ。
ん?耳?イヤホンが見えるって?
見てはいけません。
貴方はイヤホンが見えない~。
音楽を聴いてるとか思わない~。
ポッドキャスト?はてぇ?(笑)

仕事は大まじめに取り組んでいますよ。
チャラく仕事をしていたら、
自分に全部返ってきますからね・・。

真面目に仕事した目に川の光がまぶしいわぁ。

帰り道、見上げる月まで美しい。

(完全ブレ写真)笑

そんなことでまた明日!
Please stay healthy and stay safe.

付け足し:16世紀に中国からヨーロッパへと
もたらされた陶磁器。
この作品は、16世紀スペインで作られた
花の造形彫刻だそう・・
この技術力ヤバない?
私、絶対あちこち割ってしまいそうなので
触りたくない・・!(笑)
コメント
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