京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

あろ~は!

2024-02-20 15:51:31 | 一日陶芸教室
こんにちは。
今日はハワイからお越しいただいたご夫婦のお話です。
珍しい植物を販売している方で、
学校の先生もしていらしたと記憶しております。
日本には数回来てくださっていたはずです。

ハワイで、陶芸サークルで作品を作っていて、
日本・京都に来て陶芸体験を探したら
朝日焼がヒットしたというところかな。


高台の作りを見てください。
やっている方ならではの薄さと美しさ。

普段は紐を積んで作ったり、
丸い塊からコネコネして作り出しているそうな。
朝日焼きの御本手の色を気に入って下さって、
是非粘土を買って帰りたいわ!
なので、船便で送ってね!と、
そんな話にもなりました。

が、後で話を聞くと、酸化焼成しかできなかったらしく、
じゃぁそれは黄色の焼きあがりにしかならないわ~と、
ガッカリさせてしまいました。
(メールでのやり取りで発覚)
ごめんなさい。

せめて還元も焼ける窯ならば、
途中から酸化に転じたらいいので、
何とかなったのですが・・

「ハワイにぜひいらして!
そしてその時は陶芸を教えてね!
我々の家に止まってくれたら観光案内もするわ!」
なんておっしゃってくださっていたけれども、、
「酸化しか焼けないなら黄色になっちゃいます」
「でも、宇治でしか取れない土なので、
楽しんで使ってくださったら嬉しいです」
と伝えると、それから返信がないから
こりゃ無いなぁ。。

ものすごくガッカリさせてしまったなぁと、
もっとしっかり翻訳して伝えられていたならば・・
と、チョッと反省しております。

モット多言語をまじめに勉強しておけばよかった
と思ってももう遅い。
新しい言葉なんて、早々頭に入らん。
(韓国語を勉強し始めておりますが
サッパリです(笑))


御主人のサイン。

高台がの幅が薄くて、
きれいに水平に切れています。
そんな、少し悔いの残るやり取りでしたが、
器は美しく焼きあがり、ハワイへと渡ったので、
そのうち、大手を振ってハワイには行けると思います。
呼ばれはしませんが。ね。。(笑

それではまた明日!
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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