京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

窯出し

2024-02-24 15:34:28 | 一日陶芸教室
はいこんにちは。
今回も窯出しのお話ですよ~。
毎回もうええって?
だって、写真撮っちゃってるから~。

写真は、ロクロ体験の作品。


よしよし、いい色だ。
この窯、結構細かい棚を組んでいたので
綺麗に焼けるか心配だったのです。


こまかい(低い)棚ぐみ

何故、細かい(低い)棚組の時の
焼き上がりが心配かというと、、
還元から酸化へと転じる時、
棚板の間が細かいと、火の巡りが悪く、
還元のままの状態が続いてしまうか、
酸化状態にいち早く転じてしまい、
結果、黄色く焼きあがるという事が
起きがちだからです。

そういう状態になりにくいように、
ある程度の高さのツクを立て、
作品を、窯道具の上に乗せて、高い低いを作り、
横から見ても、棚の間や棚の上部が
スッカスカにならないように詰めるのが理想です。


(ぎゅうぎゅう)


話は変わって(唐突)

友人から大きなしいたけを頂いたのですが、
自然の造形ってすごいですね。
ヒダの中に胞子を詰め込みたい
しいたけ側の頑張りでしょうけれども、
軸から、傘の上に行く間にヒダヒダ~っと
美しく広がる、そして白い。
見るたびにすごいな~と、感動している割に、
語彙力がうかがえない感想を抱きます。(笑)

私、シイタケを食べると、
ベロがしびれる時があるので
あまり得意ではないのですが(特異体質?)
嫌いではありません。

大学受験の時に、ラップを外した、
パックに詰められているしいたけを
着彩の技術テストに出された時は
嫌いになりそうになりましたが(笑)
それと、モスグリーンのワッフル生地の布巾。
この2点を自由に置いてデッサン(形取りのみ)
着彩をするテスト。
ポコポコした生地をどこまで描きこむのか、
しいたけの茶色はどこまで濃く再現するのか・・
何とも描きづらく、着彩しづらかったです。
(モスグリーンって、沼色ですよね~)

というところで、また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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