京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

登り窯・取材

2023-10-10 17:51:04 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
今日は登り窯の最中のお話。
(脱線話です)

昨日の登り窯は、取材が2件と見学が1件。
飛び入り見学がちらほら。


よく,取材などはちょくちょく来て
いただいているのですが、
昨日はクルーが海外の方が1グループ、
そして東京からのお二人がもう1グループ。
フランスの方の見学。

もうね,英語が飛び交うよね〜。

東京のお二人も、母国語が日本語じゃない
ハーフっぽい方とオシャレ日本人で、
「TOKYO」な感じ。
(私が思う精一杯のオシャレとんがりTOKYO)笑

取材もカメラの狙い方が面白かったので
ここに出しますね。


側に寄って〜
睨め回すようなアングルからの〜


横に移動〜
からのもう一往復〜。
もちろん、立ち位置指定。

登り窯って、
ずーっと派手派手アクション続きだと
思われがちですが、案外地味。
写真は切り取るから、おお〜ってなりますが、
温度が上がるまで同じ作業の繰り返しなので、
取材班もいつまで続くのか、
そしてこのアクションより派手なのはあるのか、
と,ある意味気が休まらないと思います(笑)

皆様,お付き合いありがとうございました。
いい場面が撮れていると、こちらも嬉しいです。

どんな仕上がりなのかな〜。楽しみです
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.


TOKYOのカメラマン。


熱心なフランス人。
さぁ、明日は窯出し。
どんな窯かな〜。
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登り窯・本番

2023-10-09 17:35:56 | 登り窯(玄窯)
今日は。
いきなりですがもう帰っていい…?
真夏に焚いた窯より断然楽ですが(涼しい)、
いかんせん今回は私の腰が…(笑

しかし一度始まった窯焚きは止まりません。


大火前(おおひまえ)

今は(夕方5時頃)、2部屋目を攻めています。

窯は、側面から薪を入れる穴があるので、
1番前の部屋が終わると大火前は蓋をされ、
次の部屋を、ゆっくり1時間かけて温めます。
(横の穴から薪を決まったピッチで入れて
徐々に温度を上げていきます。
窯の内部は、炎が通る穴が開いた壁があり、
それぞれの部屋は独立しているけれども、
熱は通るようになっています)

そして少しづつピッチを早めていく
温め時間が終わる頃(約1時間)、
1000度を超えてくると、いよいよ還元焼成、
その後、中性焼成になるよう、
なんか頑張って焚きます(大雑把説明)。

あ、大火前の仕上げとして、毎回最後に
細かい木の破片(木端(コッパ))を
ドンドコ入れて、一気に温度を上げて
終了します。
これは、還元の最後の一押し的な投入なので、
正直なくてもいい(笑)
だた、炎が空気を求めて上の方にある穴から
勢いよく吹き出すのを見ると、
「あ〜還元焼成やり切った〜」
という気分になり、ホッとします。
その模様がコレ。


コッパ投入中。
正直、めっちゃ熱いです。
なんせ1300度ぐらいありますから。

画面上の方、
あそこの穴から炎が勢いよく出たら終了。


窯の内部(レンズ)
窯の中を、レンズを通して見られる場所があり、
ぜーゲルコーンの様子が見えます。
(2本立って見えるのがゼーゲルコーン、
手前の丸いのが色見(いろみ)。
(釉薬が溶けているか見極める小道具)

炎がボーボーの時。見えません(笑)

色々書くことはありますが、
今日はこのへんで。
思い出し・登り窯話題を数回書きますので、
お付き合い願います。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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登り窯

2023-10-08 10:56:46 | 登り窯(玄窯)
さぁ、始まりました!
登り窯ターイム。


とはいっても、今日は窯を温める日。
いつもは、登り窯の後ろにある教室に
煙が立ち込めるのですが、
天高く馬肥ゆる秋、という諺にあるように
この乾燥した季節だからか、
最初から焚口の奥へと煙が吸いこまれ、
(引きがイイと言います〉

ぜんぜん煙たくなーい!

そして、どんどん燃える~。
乾燥ってすごい。


メラメラ
「天高く馬肥ゆる秋」諺の、元々の意味。

『匈奴は秋になると南下して
収穫物を略奪しにやってきた。
春から夏にかけて草を食べ、
たくましく育った馬に乗って
匈奴が侵入してくることから、趙将軍は
「秋になると匈奴の馬が強く育ち、
その馬で攻めてくるから気をつけろ」』という、
警戒の意味だったのですね~。

ウイグル(モンゴル)など、乾燥地帯の騎馬民族が、
秋の収穫が終わるころ、中国の穀倉地帯の収獲物を
狙って南下してくるぞと。
ついでに女子供も狙われるぞと。

『「雲浄くして妖星落ち 秋高くして塞馬肥ゆ」
にある「妖星」とは不吉な出来事の前兆、
「塞馬」は北方の馬、匈奴の馬のことを指す。

この「秋高くして塞馬肥ゆ」が
「秋高く馬肥ゆ」となり、
さらに「天高く馬肥ゆ」へと変化して、
広く使われるようになった。』

馬で、ヒャハー言うてる奴らが攻めてきたら、
農耕民は、なすすべがありませんものね。

話を元に戻しましょう。
空気が乾燥して、澄み、空が高くなると
煙などは上昇気流に乗りやすく、
薪も燃えやすく、温度が上がりやすいです。
ソレが、吉と出るのか否かは、
明日の窯焚き、そして窯出しまで
待たないとわかりません。

アップルパイを頬張って、応援して?
最近、南部せんべいにはまっているので、
それをポリポリ言わせつつ、
暖かい飲み物を飲み、
ヌクヌクの部屋での応援でもだいじょうぶ。
貴方の声援、待っております。
それでは、また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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ミス・同志社ちゃん達

2023-10-07 16:58:59 | 一日陶芸教室
こんにちは。
今日は、ミス・同志社の女の子たちが、
ロクロ体験に来てくれました。というお話。

流石、何かに選ばれる子たちは、スラッとした
印象で、笑顔も仕草も可愛い。

ご予約は6人と聞いていましたが、
いざ朝日焼に入ってくると、
何だか人数多くね?
12人ぐらい通ったくね?でびっくり。

等思いながら、作陶館へと撮影をしに行くと、
残りの約6人は、広報の方々でした。
キャンパス便り(そんなんあるん?)などに
載せる用の写真を取ったり、
記事を書くために随行していたようです。

学生さんが何でもこなすって、すごいですね。
え・お前の短大にもなかったんかって?
大昔過ぎて忘れていますし、
我々は学際での「ミス・嵯峨美」は、
それぞれの科から野郎どもを美しく仕立てて
レッドカーペットを歩いてもらった・・
そんな記憶だったので、、、参考にならね―。

中には、酔わないとやってられるか!と、
しこたま飲んで挑み、救急搬送された奴が・・
いえ、何でもありません。
よい子は真似しちゃダメですよ。
そこらの子汚い女子より美しかったけれどもなー。
黙っておきましょう。嵯峨美卒業者から怒られるわ。

話は戻って、可愛らしい女の子たちが
ロクロの説明を受けているところ。

ロクロの実践を~・・


「ふんふん」


「おお~」

・・キャッキャと作る時間が終わり、、
せっかくなので、登り窯前で写真を・・
という事で、移動願いました~。


落とさないでくださいネ~。
(こっちはハラハラ)



みんな集まった所を、
上からのアングルで取りますね~。
「上をむいて~」


あら可愛い!

この中から一人、女王が選ばれるのか、
全員がミス・同志社として活動するのか、
大学時代が特殊過ぎた私にはわかりませんが、
皆さんがキャッキャとなっている、笑顔も仕草も
とても可愛らしく、輝いていたという事は、
ここに書いておきます。

また、こんな感じで体験のご予約頂けないかな~。
作る器って、本人の性格がわりと出るから
面白いんだよな~。(クールビューテーが、
実は不器用で可愛らしかったり、
可愛い系美女がクールにスッと作業を終えたりね。)


どんなふうにこの日の記事が構成されているのか、
見たい気がします。

明日はいよいよ登り窯に火が入り、温める日。
その話題を書いていきますので、お楽しみに。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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かぼちゃ

2023-10-06 16:37:59 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、窯詰めのお話を・・と思っていましたが、
そういえば、10月ってハロウィンじゃん?
ということで、カボチャの話題に変更!


このかぼちゃは、教室のカリキュラムで作った
明り取りカボチャです。

下部分がパカッと開き、ライトの器具を止める
穴もあけてつくるので、
皆様のお家のハロウィンを彩ってくれていたはずです。
(数年前のカリキュラムでした)
今でもリクエスト下さったら、テキストは
お渡しできます。(もちろんサポートもいたします)

さて、もっとかわいいカボチャを披露。


きゃは★

私たち最強♪

等、声が聞こえてきそうなカボチャ達。
カボチャというよりは、、モンスター?
コレは、一日体験の内で特別に行ったんだったかな?
ハロウィンに間に合うように募集をした・・かも?
経緯は忘れてしまっておりますが、(オイ
コレもリクエストしてくださると、
体験できます。
ただ、、今からのお申込みだと、
ハロウィンではなくて、クリスマス前になっちゃうかも?
(通常、出来上がりに2か月頂いております・・)

そして、私の最推しカボチャはコレ

ばばーん!

ぎゃふん!というほどへたっぴ可愛らしい!!
小学校低学年ぐらいか、小学校上がる前ぐらいの男の子が
日本旅行の記念に体験に来てくださって、、
一人で作っていたカボチャ。
(ままのサポートなしで頑張っていました)

たぶん、双方にとって、ものすごい思い出なはず。
まだ飾ったりしてくれているかな~??
あれから・・5年・・?
あれ?ついこの間だと思っていたのですが、
けっこうな年月がたっていました。
小学校1年生だったとしても、
6年生・・?生意気盛りの入り口・・?
これ作ったんやったよな~とか言うたら
プリプリ怒っちゃいそう(笑)

最後。ロクロで作ってあるモンスター君たち。

ばぁ★

ハロウィン、特別な事は何もしませんが
(しないんかーい)笑
皆様にとっても、
いい思い出が積み重なる時でありますように。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

またね!
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