京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

釉薬掛け

2023-10-05 16:06:31 | 一日陶芸教室
こんにちは。
今日は、登り窯のお話はお休み。
器への釉薬かけのお話です。

毎回、同じような話題でごめんね?
でも、体験で来てくださる方が多いと、
その仕上げ仕事をすることが多くなり。。
結果、同じ話題~(笑)

こちらとしては、体験のお客様が毎回違うので、
同じ光景でも、中身は(人も作品も)違うから、
新鮮なんですけれどもね・・
ええ、言い訳です(笑)


「ふんふん、〇〇さんか」
とは言うてない~(笑)

高台裏を見るのは、サインを忘れていないか、
(忘れている場合は、鉄絵具で書き込みます)
どういう高台の形なのかを見て…
最後、大事なこと「どこが正面になるか」を
チェックをしているんです。

器には、釉薬をわざと垂らして景色を作ります。
長年お使いいただくうちに、
正面にたらした釉薬のたれが、
浮き出て、景色になったらいいな~と
そんなことを期待して。

売られている茶碗などを見てください。
タラタラたらり~と釉薬がたらされて、
カッコイイじゃん!となっている物が
多々あります。それを狙っています。


これら全部に正面が作られるのです。
・・とかいいつつ、透明釉なので,
釉薬の流れ跡、見えないんですけれどもねー。
イイねん、気持ちやし。

明日は御本手の窯詰めの話です。
お楽しみに。
Please stay healthy and stay safe.

あ、昨日の爆発しそうな腰は、
湿布と痛み止めで落ち着かせ、
今日は息子たちの合唱コンクール鑑賞なので、
山の天辺の文化センターまで、チャリを
ゴリゴリ漕いで静かに座って見てきたので
だいぶとマシです。
帰りは爆速スピードで帰ってきました。
宇治は、宇治川を挟んで緩やかに
登り坂になっているので、
基本、どこへいくにもしんどいです(笑

次は、登り窯焚き本番の日の上り下りが
最大の難所です…膝が持つかな?
ソフトクリームを食べながらの応援をくださいね。
え?アップルパイもいいかって?
もちろんですよ〜。
え?どら焼き?…いいでしょう。

また明日!
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登り窯 詰め切り

2023-10-04 22:12:58 | 登り窯(玄窯)
こんばんは。
今日は登り窯の窯詰め、詰め切りの日です。


いやぁ,階段の上り下りがきつい。
少し前から痛めている腰がヤバイです。
今朝、冷凍庫にご飯を入れようと思って
しゃがんだらギックリ腰になりかけて、
一膳分づつ包んだご飯を持ち、
冷蔵庫の前でヤンキー座りの格好で
冷凍庫の扉を少し開けたまま
アワワワとなっておりました。
幸い、ご飯を横に置いて流しに手を置き、
どっこらしょと立ち上がれたので、
ゴキっとまではいかず、
“ゴッ”止まりですみました。
ヤバかった…

そんな話ではないんです。
窯詰めです。


新人ちゃんがサポートに入ってくれています。
私?


いつものアレ★(見てるだけ〜
いや,今日は腰が痛いので
いつにも増して見ておりました(笑


思い出したかのように仕事
(してるフリ〜)笑


道具を運んだ跡。
(仕事してる風)

まっすぐ立ってるほうが楽なので、
時々道具を運んだりして、貢献してる風を
装っておりました。



詰め切られた窯は一旦寝かせておいて
(諸事情により、来週の窯焚きです)
月曜日、ガンガン攻めますね。
その模様はまたお伝えいたします。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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気になる器

2023-10-03 18:29:01 | 作陶館日記
こんにちbは。
きおんにち・・こんにちは。
今日は、お客様の器で気になる物があったので
そのお話です。


ぴらぴら皿

多分、皿の端を指でつまんで
ぴらぴらを作っているのだと思います。

鉄絵具を塗って、透明釉か志野釉を掛けている
地味さ加減が、またイイ!(褒めています)笑


ナスカの地上絵?
ナスカの地上絵化、枯山水のような模様の皿。
想像の余地がものすごく広がっているので、
これまたいい~。
盛り付け方で、後から
「わぁ、なんか模様が隠れていた!」という、
お食事と、その先の二重の楽しさが
想像できます。


飴釉の鉢
この鉢、イイねん。


真中に飴釉が掛けられ、
周りは鉄絵具が塗ってある。
ツルツルと、ややカサカサの
コントラストが面白い!
裏はツルツル。


お客様のアイデア、頂きますね~。
そのうち、再現させて頂きます。
誰です?パクってるとか言うのは?
尊敬の念を込めて、イイなと思うから
ぱく・・真似させさせて頂くんです!

さ、物議を醸し出す前に退散いたしますネ。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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ゼーゲルコーン立て

2023-10-02 21:22:21 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
今日は、ゼーゲルコーンのお話です。

京都でも、ゼーゲルコーンの製造が終わり、
在庫が無くなったら後はどうすりゃエエねん。
という、心配がありますが、
今はまだ先を見ないようにして(笑)、
今回も、登り窯の窯焚きには
ゼーゲルコーン君達に活躍してもらう予定です。

ゼーゲルコーンは、釉薬の塊のような物で、
特定の温度になると融解するという、
設定をされて作られ(調合)、
番号ごとに、溶けて倒れる温度が違います。
朝日焼の登り窯では、12番~7番まで使います。
還元から、御本手までの焼成幅です。
(還元焼成は12番を半分倒すぐらい,
御本手は7番が半分倒れるぐらい)

冒頭の写真ゼーゲルコーンの番号は、6番。
ガス窯での御本手に使います。
7番でも大丈夫ですが、
6番だと、倒れるのが早いので、
色々な結果、ガスの節約になるという。
御本手の色も綺麗ですしね。
(付け足し感~)笑


粘土の土台に…


ぶすっと刺し、


抜けないように竹べらで周りを整える。

土台を大きく作り過ぎても邪魔になりますし、
小さいと、頼りない土台になり、
根もとから倒れちゃうなんて珍現象もあります。
(あってはならないですよ~、
温度計が途中で使えなくなるのと同じ現象です。
そうなると冷汗ものです。マジで。)

窯のたびに使う、消耗品。
これに頼っている部分が大きいので、
無くなってほしくないけれど、、
業界の上の方々が決めていることなので、
我々が小さい声を上げても、
時代の動きは止まらない~。
別の物に置きかえなくてはいけなくなったら、、
仕方ないですよね。
(愚痴っぽくなってきた)笑

さて、登り窯でもつかいますし、
来週は御本手の窯も焚きます。
ゼーゲルを立てておいて、
土台を乾かしておきますね。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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ウエルカムボード

2023-10-01 11:58:34 | 作陶館日記
お客様が、御自慢の庭へのウエルカムボードを
作っていらっしゃいました。


なかなかな大きさ。
ボードの形もお洒落ですが、
これにバラが沢山着きます。
大小さまざまなバラ。
ホント、ゴージャスです。



縁は、こんな布の穴を利用して
模様着けられております。
設計図。


ん?設計図〜…?
素人には難しい。。
何せ、バラを沢山着けるという事は分かった。

焼き上がり写真を撮っていたら、
またご報告いたしますネ
(なかった気がするけれども…)笑
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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