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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ホテイアオイ - 柳川瀬公園

2021-10-07 18:00:00 | みんなの花図鑑

これは 柳川瀬公園(豊田市)のひょうたん池に繁茂するホテイアオイです。
撮影日は 10月8日。といっても5年も前の明日のことです。




コンデジで撮影しました。
Make - SONY
Model - DSC-HX90V
ExposureTime - 1/320 seconds
FNumber - 5.00
ExposureProgram - Shutter priority
ISOSpeedRatings - 320




ホテイアオイは熱帯アメリカ原産の水生植物で、花がきれいなので主に観賞用として、19世紀から20世紀初頭に世界各地に導入されました。
しかし、爆発的に増えて川や池沼を被い、アフリカでは船の行き来やダムによる水力発電を妨げるなどの害があり、今では世界十大害草のひとつ「青い悪魔」として畏怖されています。(以上、ヤサシイエンゲイ「驚異的に増える ホテイアオイ」を編集)




またの名を「ウォーター・ヒヤシンス」といい、咲いた花はうっとりするほどきれいです。




6枚の花被片のいちばん上にだけ ローソクみたいな斑紋があります。
蜜標といって 蜜がここにあるよと、虫を呼ぶ目印です。
けれども、日本にはホテイアオイの花粉を運ぶ虫がいないそうです。(花盗人の花日記「ホテイアオイ」より)





「雄しべは6本、そのうち3本は長く他の3本は短い。雌しべは3心皮が合着して1本。花には雌しべと雄しべの長さの異なる3型(長花柱花、中花柱花、短花柱花)があり、日本で広がっている系統は中花柱花または長花柱花を持つものである。(日本の水草)」(松江の花図鑑「ホテイアオイ(布袋葵)」)




翌年、デジイチを買ったので取り直しに行ったのですが、きれいに駆除されていました。


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