アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

モミジバフウ - 於大公園(東浦町)

2019-11-30 19:58:10 | みんなの花図鑑

かつては マンサク科、今は フウ科のフウ属モミジバフウ。





於大公園の樹名板には 「アメリカフウ」と書いてあります。





このように カエデそっくりの紅葉するタイプと・・・





このように、黄葉するタイプと、並んで植わっています。





フウ科のフウ属には、このモミジバフウ(アメリカフウ)のほかに、単に「フウ」(別名タイワンフウ)があります。




カエデ - 於大公園(東浦町)

2019-11-29 10:46:31 | みんなの花図鑑

於大公園はかつて私が仕事場まで片道1時間かけて車で通っていた道の途中に出来た公園です。





大池というため池がずっと前からあり、この池を取り囲む一帯を公園に整備したものです。通勤しているときは「あぁ、大規模な公園整備しているな」としかみていませんでした。





於大公園を実際に訪れたのは(中に入ったのは)退職して植物に関心を持つようになってからです (´v_v`)





今では月1回か2回は通っています。通いだしてから「公園ができたのはいつだったんだろ?」と、昔のことが気になって東浦町役場に問い合わせたことがありました。
「於大公園の整備が町において計画されたのは、昭和61年11月17日です。
工事を着工したのは昭和63年9月9日、供用を開始したのは平成元年7月21日になります。
そして、於大公園が完成したのは、平成15年4月1日になります。」





西暦に直すと、
1986年 初期計画
1988年 工事着工
1989年 供用開始
2003年 全体完成
ということになります。供用開始から14年 整備を継続されていたのですね。




最後に、現場監督みたいですが、このカエデの全景です (´∀`) ↓

バックは ラクウショウ(落羽松)です。


サザンカ - 於大公園(東浦町)

2019-11-29 01:03:26 | みんなの花図鑑

この日は 時折小雨が降る肌寒い一日でした。雨が降り出すと、カメラが濡れては困るので、クスノキなどの大木の下で雨宿りします。





木の下で雨宿りしていると、目の前に、白い八重の華やかなサザンカが。





完全な白ではなく、うっすらとピンクに染まってます。バックは イロハモミジの紅葉です。





開き切らない姿が可愛い。





wiki に曰く、「野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白色である」とあるが、もちろん 野生種は 一重咲きです。






サザンカの学名は Camellia sasanqua。日本にだけ野生する常緑樹で、本州の山口県、四国、九州、沖縄に分布しています。



皇帝ダリア - 於大公園(東浦町)

2019-11-28 18:15:14 | みんなの花図鑑

於大公園の大池の縁には ラクウショウがそびえて?いますが、その手前にあった皇帝ダリアです。





きょうは 寒かった~~ 皇帝ダリアもぶるぶる震えていました。





皇帝ダリア(Dahlia imperialis)は 「日が短くならないと花芽ができないので、開花期が遅く11月下旬から咲き出します。」(みんなの趣味の園芸)





原生地では、林縁や切通しのような場所に自生する。6mを超えるぐらいに大きく育つものも見られる。(同上)





庭植えのものは露地で越冬しますが、鉢植えは凍らせないように管理しましょう。(同上)




タラノキとカラスウリ - 岡崎市KB

2019-11-27 17:59:17 | みんなの花図鑑

タラノキはウコギ科。
黒い実がなってます。





球状の果実は ヤツデの果実のなり方によく似ています。





そういえば、花も ヤツデの花のように 雄性先熟なんだそうです。

タラの実は メジロがよく食べに来ます。





タラノキに絡みついていた カラスウリ。





カラスウリの実も 冬の間中 ぶら下がっています。とても苦いので 誰も食べません。





タラノキの木肌です。鋭いとげがあります。我が家のタラノキは こんなに鋭い棘はありません。
「分類上は幹に棘が少なく、葉裏に毛が多くて白くないものをメダラ(f. subinermis)といい、栽培されるものはむしろこちらの方が普通である。」(wiki「タラノキ」)



カエデ - 愛知県緑化センター

2019-11-27 10:46:30 | みんなの花図鑑

カエデの種類が分かりませんが、イロハモミジの葉は小さめなので、これは オオモミジ でしょうか?





でも、オオモミジの葉は 鋸歯があまり目立たないんですよね。これは 鋸歯がはっきりしているので、そうすると、ヤマモミジでしょうか?





ところが、「分布を見ると、イロハモミジとオオモミジは太平洋側、ヤマモミジは日本海側に自生します。」とあります。緑化センターの植栽なので、何が植えられていてもおかしくないのですが、ヤマモミジと断定はできません。





イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジと種類別に言うときには「モミジ」がつくのに、総称するときは「カエデ」って言うんです。なぜでしょ(@_@)






カエデ科の果実は 典型的な翼果です。プロペラの原理で風に乗って遠くに飛ぶことができます。





これもまた、別の場所で撮ったカエデの仲間です。やはりまた種類が分かりません。




スカーレット・オーク - 愛知県緑化センター

2019-11-27 01:08:42 | みんなの花図鑑

緑化センター実習場の端で出会ったオークです。

「一般的には英語のオーク Oak は、ブナ科のナラ類(コナラ亜属)の落葉樹を指すのが普通とされる。昔から、オークをカシ(樫)と訳していたのは誤りで、ナラ(楢)と訳すべきであったといわれている。」(外国産オーク類の名称)






いちおうスカーレット・オークとしましたが、ピン・オークの可能性もあります。








「ピンオークは葉の裂片の間の裂欠がU型に開いた葉を持つオークとして知られ、スカーレットオークの閉じ気味のC型の裂欠と比較対照される。しかしながら、残念なことに交雑由来を含めた変異が見られ、葉のみによる識別は十分とは言えない。(ohiodnr.com)」











ヤツデ - 愛知県緑化センター

2019-11-27 00:49:36 | みんなの花図鑑

ウコギ科のヤツデの花が咲いている。





ウコギの花は 雄性期と 雌性期があり、この花は いま雄性期の花だ。





カタツムリの角のように出ているのが 雄しべ。雄しべは5本。中央には 雌しべのふくらみがあるが、柱頭は出ていない(出ていても雌しべとして機能していない)。





やがて、雄しべと花弁は脱落し(無性期)、つぎは 中央の子房が丸く膨らみその先に柱頭がつき雌性期に入る。




サザンカ - 安城市UC

2019-11-26 20:12:02 | みんなの花図鑑

サザンカ(山茶花)はツバキ科ツバキ属。





ミツバチが蜜を吸いに来た。「おーい、そんなところにゃ無いよ~~」





そうそう、シベの付け根だよ~





ツバキの蕊は 根元が結合して筒形になってるが、サザンカは結合してなくバラバラのままだ。





「昔の子供たちはお菓子などには恵まれなかったから、ツツジ(注)の花やスイカズラの花の蜜をチュウチュウやったものであるが、サザンカの蜜は知らなかった。ただ難を言えば、サザンカはおしべが多くて,指で蜜をとると花粉も指について一緒に舐めることになってしまうのは避けられない。それでも花粉が食感を損ねることはないから、全く問題はない。」(樹の散歩道「サザンカの豊かな蜜はだれのもの?」)